NHK大河ドラマ『どうする家康』、昨夜放送された第4話では、清洲城での信長やお市との再会、駿府に残されている元康の妻子の安否、元康が駿河攻めを決意するまで、が主軸でしたが…。
まず清州城。
元康一行が伯父に先導されて訪れた清州城、だだっ広~~~い石畳の広場の向こうに何やらの建物が…。
なんじゃ、これは…、時代も土地柄も当時の織田勢の勢力も全てを無視したようなこの画面はナニ
CGだけど、何を考えてこんな画にしたんだろう…、時の権力者の居城だから…アジアだから…なぁんて短絡的に考えて紫禁城でもイメージしたのかねぇ…
そして信長と元康の対面の場所、だだっ広~~~い板敷の御簾を巻き上げたらソコに信長がって…、あのなぁ、室町時代末期で書院造建築も茶の湯も生まれてた時代だよん、なぁんで建具も調度品も置かれてないかね…、時の権力者への謁見だから広~い所でなくちゃ…中国じゃなくて日本だから…なぁんて安直に考えてただの板の間にしちまったのかねぇ…
完全にリアリティが欠落してる
さらに信長と元康が相撲を取るシーン。
家臣らが格子状の柵を立てまわして見物している仮設リンクのようなスペースで二人が対峙するんですが…あのねぇ…そぉんな異種格闘技のリンクみたいなところで相撲なんかやらないのっ
続いてたんぽ槍を搔い込んで翁面を付けた人物が登場、元康と槍の試合をするんだけど、その人物が面を取るとこれがなんと男装のお市さん、“おひさしゅうございます、竹どの”って、おい…っ
お市さんは信長サマの同母妹でそもそもは深窓の姫なんですよ、大名家の姫の嗜みとしていくらか武芸や馬術の修練はしたかもしれないけど、軽々しく男装して人前に出て来たり馬に跨って走り回ったりはしないの。
そして、信長サマは元康にお市を娶れと強要する…ナニそれ…っ。
まぁそれが契機となって元康は今川攻めを決意するわけだから信長サマの確信犯だと言えなくもない。
その後に信長サマがお市さんに掛けた言葉が…酷ぇ兄上だ…
全体的にかなりRPG風味が強い回だったけど、なんというかソレが悪い方に出てるなって感じ。
資料や文献を精査してきちんと時代考証に則した作りにしてほしい、大河ドラマを観たいのであってRPGをやりたいわけじゃないんだよって思いました。
松平元康がその時その時の置かれた状況ごとに“どうする”と迷い苦慮し決断して後の徳川家康へと大成していくという切り口自体は面白いと思うんですけどね。
今回も野村萬斎義元サマの軍装姿が回想シーンでほんのちょびっとだけ見られたのが救いでした。
まず清州城。
元康一行が伯父に先導されて訪れた清州城、だだっ広~~~い石畳の広場の向こうに何やらの建物が…。
なんじゃ、これは…、時代も土地柄も当時の織田勢の勢力も全てを無視したようなこの画面はナニ
CGだけど、何を考えてこんな画にしたんだろう…、時の権力者の居城だから…アジアだから…なぁんて短絡的に考えて紫禁城でもイメージしたのかねぇ…
そして信長と元康の対面の場所、だだっ広~~~い板敷の御簾を巻き上げたらソコに信長がって…、あのなぁ、室町時代末期で書院造建築も茶の湯も生まれてた時代だよん、なぁんで建具も調度品も置かれてないかね…、時の権力者への謁見だから広~い所でなくちゃ…中国じゃなくて日本だから…なぁんて安直に考えてただの板の間にしちまったのかねぇ…
完全にリアリティが欠落してる
さらに信長と元康が相撲を取るシーン。
家臣らが格子状の柵を立てまわして見物している仮設リンクのようなスペースで二人が対峙するんですが…あのねぇ…そぉんな異種格闘技のリンクみたいなところで相撲なんかやらないのっ
続いてたんぽ槍を搔い込んで翁面を付けた人物が登場、元康と槍の試合をするんだけど、その人物が面を取るとこれがなんと男装のお市さん、“おひさしゅうございます、竹どの”って、おい…っ
お市さんは信長サマの同母妹でそもそもは深窓の姫なんですよ、大名家の姫の嗜みとしていくらか武芸や馬術の修練はしたかもしれないけど、軽々しく男装して人前に出て来たり馬に跨って走り回ったりはしないの。
そして、信長サマは元康にお市を娶れと強要する…ナニそれ…っ。
まぁそれが契機となって元康は今川攻めを決意するわけだから信長サマの確信犯だと言えなくもない。
その後に信長サマがお市さんに掛けた言葉が…酷ぇ兄上だ…
全体的にかなりRPG風味が強い回だったけど、なんというかソレが悪い方に出てるなって感じ。
資料や文献を精査してきちんと時代考証に則した作りにしてほしい、大河ドラマを観たいのであってRPGをやりたいわけじゃないんだよって思いました。
松平元康がその時その時の置かれた状況ごとに“どうする”と迷い苦慮し決断して後の徳川家康へと大成していくという切り口自体は面白いと思うんですけどね。
今回も野村萬斎義元サマの軍装姿が回想シーンでほんのちょびっとだけ見られたのが救いでした。