アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

香水の名前から…♪

2024-03-12 11:03:06 | Weblog
ここ1年余り使っているパルファムが残り少なくなってきた。
同じ物にするか、違うものに替えるか、考えているのも楽しい。
いつも香水専門店でコンサルタントの方に相談しながら選んでもらっています。
これまでの購入履歴が分かるカードを頂いているのでそれを見てみたら、そこにとある香水の名前が書かれていて、
え゛…っ、○○○○って…ホントに… …どんな香りだったか記憶にない…どういうこと…っ
い、いやおそらく…コンサルタントの彼女といろいろお喋りしているなかで、私がかつて振り付けた作品の話なんかもしたんだと思う、その作品のタイトルが○○○○で、
あぁ、その名前の香水ありますよ
と紹介してくださったんだと思う。
それでお店独自の超超超ミニサイズのを買ったんだと思う…そして使うことなく記憶の彼方へってことでしょうね。
で、先日カードに○○○○と書いてあるのを見たらどうにも気になって気になって…。
なぜならば、今年の発表会に向けて水曜日クラスの二人のために振り付けようと考えている曲が○○○○に使ったのと同じ曲なの、もちろんタイトルは変更しますけどね。
単なる偶然だということはよぉく分かっているんだけど、なんとなく廻りあわせかなぁなんて感じる…、なんだかかつて振り付けた作品に後押しされたような気がする…。
というわけでお店に行ってきました。
彼女にカードを見せて、何故気になるのかを話して、でも香りを記憶していないことも話して、そうしたら、
あぁ、コレですよ
と取り出したボトルからシュッとスプレーしたムエットを渡してくださった。
おぉぉ…コレなのねぇ…
いいでしょぉ…
うん、好きだなぁ…
まずはしばらく試してからにしようと思って超超超ミニサイズ(でもお値段はゴージャス)を買って来ました。
毎日ちょび~~~っとつけてるんですけどね、楽しい気分になってついつい顔が笑っちゃう
良かったぁ~…、振り付けをスタートする前に気が付いて
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『いわいごと』― シリーズ8作目…♪

2024-03-11 11:03:39 | Weblog
『まんまこと』シリーズの8作目が文庫になって登場

          

『いわいごと』 畠中恵著 文春文庫
神田の町名主の跡取り息子高橋麻之助、相変わらず怠け心に唆されてのらりくらりと過ごしてますが、なんだかんだ言いながらも支配町の人々のため、縁ある人や友のためと走り回って最後はめでたしめでたし、今作ではホントに目出度し目出度しです
麻之助の悪友相馬吉五郎は養父相馬小十郎サマが与力に昇進しますが、その昇進にはウラがあって、その謎解きに麻之助はアタマをフル回転させて見事に真相にたどり着きます
謎が解けたあとの小十郎サマの対処もさすがです
また、町名主が亡くなった四町をどこの支配下に加えるかという話が持ち上がって麻之助も当然のごとくに巻き込まれますが、ここで“おや、もしやしてこの娘さんが…”と思わせるお人が登場
7作目から続いていた麻之助と日本橋の料理屋花梅屋のお雪さんとの縁談にはケリがつきますし、6作目で一旦は吉五郎から離れたように見えた一葉さんの気持ちが戻りつつあるような…。
麻之助たちの友である高利貸しの丸三さんに札差の大倉屋、新たに登場した町年寄の樽屋など、みんな様々な思惑を胸にいろんなところでその糸を絡ませてますが、乱麻を断つのは快刀ならぬ麻之助とその仲間たちです
麻之助も吉五郎も清十郎も大人に、頭が良くて思いやりもあって融通も利いて洒落も分かってその上喧嘩も強い、つまり“出来る大人”になりつつありますね
ちょいとネタばらしになっちゃいますが…、料理屋に集った町名主たちの喧嘩を止めようと
「大概にしねえかっ」
と大喝する麻之助と、拳固を繰り出して相手の顔面に寸止めする清十郎
またあるところでは、喧嘩腰になっている麻之助を見て清十郎が、
「……、本当に殴り合ったら…相手になれるのはあたしくらいのもんでしょうからね」
なんて悪びれもせずに言い切っちゃう
喧嘩が強いってことは腕っぷしだけじゃなくて駆け引きの仕方を知ってるってことですもんね。
さぁ、これからの彼らが楽しみです…、とはいえ、続きは来年かぁ…
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金曜日のアンシャンテ ― ピケ-アンボワテを丁寧に…♪

2024-03-10 10:43:58 | Weblog
センターレッスンに続いてポワントレッスン、両手バーで足慣らしをするのはいつもと同じです。
ポワントレッスンをするようになってほぼ1年というOさん、見たところイケナイ癖はついてないし間違った立ち方などはしていないみたい。
だからこれからも大事にしてほしいポイントについて話しました。
内外両くるぶしの間=足首の前側を十分に伸ばすこと
ポワントの中で足指は真っ直ぐに伸びています
トウ先の真上に重心を引き上げること
不用意に膝を緩めないこと
「あのさ、足指の付け根から曲げて立ってくるぶしのところが全然伸びてない、足の甲と脛で“く”の字になってる立ち方してるの見たことない?」
「わはははは…あります、なぁんか変ですよね
「アレは完全に だからね。まず足首の前側をしっかり伸ばして強くすることよ」
ルルヴェの練習でも両足でしっかり床を押してプリエ、それから真っ直ぐに重心を引き上げてポワントに立つという動きを丁寧に。
Oさん、両膝をきちんと伸ばせてるからキレイですよ
横方向に1歩ずつゆっくりブーレをしたり、ピケ-クペを練習したり。
それからピケ-アンボワテを片手バーで練習。
ピケ-アンボワテは5番ポワントの後ろ側の脚をア・ラ・スゴンドにデガージェして、5番ポワントの前側に引き付ける動きを右左交互に繰り返しながら前に進む動きです。
デガージェする脚を振り回すような動きをしてはいけません
素早く5番ポワントの前側に引きつけるのと同時に重心を前に移します
デガージェから引き込んだ脚にもう一方の脚が弾き出されるとイメージしましょう
片方の脚に重心が沈みこまないように気を付けましょう
自分のトルソーよりも前でバーに手を置いてやってごらんなさい、どうぞ

「おぉぉ…、難しいですよね…
そうだね、でも、デガージェした脚は足先まできちんと伸びてるし、脚を振り回していないし、初めてにしてはなかなかいいですよぉ
そのあともピケ-アラベスクの基本の≪基≫を練習したり
最後にポール・ドゥ・ブラでレッスン終了~、久しぶりにOさんとレッスンできて嬉しかった
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金曜日のアンシャンテ ― 久しぶりね~…♪

2024-03-09 09:56:13 | Weblog
昨日はOさんとマンツーマンレッスンで、昨年4月に金曜夜クラスの代講を務めたとき以来かな、お久しぶりぃ~…
バーレッスンは、まず左手バーで右側をやったら反対側に移動して右手バーで左側をやる、そうすれば両側とも正面に鏡を見ながらやれますからね。
アームスのポジシオンとか重心の位置とかちょっとした姿勢とか、その時その時に注意したり修正のためにサポートしてあげたりしましたが、Oさんは反応が早いのよね。
“○○○だから△△△になっちゃうの、だから●●●●にすればいいのよ”なんて説明してサポートしながら修正してあげると、スグに“おぉぉ…って分かるみたいで、そのあとはほぼ正しいポジシオンを守れてる
センターレッスンはバットマン・タンジュのアンシェヌマンから。
「4番プリエして3番アラベスクに引き上げて、そのあとクロワゼ・デリエールのタンジュをするところが上手く動けないっていうか…
あぁ、ソコはね、Oさんは4番プリエから3番アラベスクに引き上げたところでデリエールの足の方に重心が残ったままになってるの…、デリエールの脚をつっかえ棒みたいにして足指の背に体重を残してるから。
「おぉぉ……そうだ、ほんとだ…
だからね、まず3番アラベスクして……、デリエールの爪先を1cm浮かせてみて……、でね、重心を前に引き出して支えるのがアン・ナヴァンのアームス、そして横から支えるのがア・ラ・スゴンドのアームス、つまり前と横から引っ張る力がトルソーを支えるワケ…、とサポートしながら修正してあげたら、
「おぉぉ~、ラク~に立ってられます
うん、うん、キレイだねぇ
もともと身体の使い方を勘違いしてたり可笑しな癖がついてたりってことがない彼女だから、ポジシオンが決まるとホントにキレイですよ
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水曜日のアンシャンテ ― ピケ-アラベスクの前の…♪

2024-03-08 16:33:21 | Weblog
両手バーで足慣らしやちょっとしたパの練習を
ふたりとも足首をしっかり伸ばしてトウ先に立つこと、立ち方が安定してきたね。
どぉこで立ってんのぉ みたいな中途半端な立ち方をしなくなった
センターではまずピケ-アンボワテから、素早くシャープに脚を動かしましょう、どうぞ

うん、デガージェ・ア・ラ・スゴンドの脚を5番ポワントに引き込む動きが左右均等になってきたし、真っ直ぐ前進出来るようになってきたし、骨盤が左右に逃げることもほぼなくなってかなり良くなってます…、ときどき、かすかな、千鳥足風味を感じますが…
それじゃシャセ→ピケ-アラベスクを左右交互に、どうぞ

おぉぉ、マリさん、ピケする足首が緩まなくなったねぇ、いいですよぉ
続いてグリッサード→ピケ-アラベスクを左右交互に、どうぞ

あ~、マリさん、惜しい。
「グリッサードはあくまでもピケ-アラベスクの前の助走の動きというか移動するための動きだから、ソコに時間をかけるんじゃなくてピケ-アラベスクの方に時間配分を多くするのよ」
と見本を見せる。
見せたいのはピケ-アラベスクだからね
「あ… はい…」
ヒメさんはトルソーがアラベスクの脚の方に開きがちだから、きちんとドゥ・ファスを守って、それから重心が後ろに引かれないように気を付けて。
「… …」
ピケ-アラベスクはとても美しい動きだけど、その直前のシャセやグリッサードが整っていればこそ、重心がトゥ先にきちんと乗ってトルソーが正しく支えられていてこそ、ですよ
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水曜日のアンシャンテ ― プティ・ソテをバーで…♪

2024-03-07 11:53:36 | Weblog
バーレッスンの後半にやるロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール、このところデヴロッペ・ドゥヴァン-プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥ→ア・ラ・スゴンド-ルルヴェというグラン・フェッテの基本の基の基の《基》を前半の2回でやってましたが、3月になりましたので3回やることにしました。
ヒメさんマリさんも軸脚のルルヴェがぐらつかないから、なかなかいいですよ
グラン・バットマンのあとバーを鏡と並行に置き直してプティ・ソテの練習。
まずは1番ポジシオンでルルヴェとタン・ルヴェ、それからアントルシャ・ロワイヤルを。
アントルシャ・ロワイヤルは、5番プリエからタン・ルヴェするように跳び上がったら空中で両脚を少し横に開き、一旦閉じてから改めて足の前後を入れ替えた5番プリエに着地、という動きです。
普通のシャンジュマンにバチューがついたようなものですから、別名シャンジュマン・バチューともいいますね
「前側の脚だけ開いて→閉じて…じゃなくて、両脚とも開いて→閉じて…ですよ」
どうぞ

おぉ、ふたりともちゃぁんと両脚が横に開いてる、いいですよぉ
それからエシャッペ・ソテを…、今回はグラン・エシャッペで。
まずは見本を。
5番プリエから真っ直ぐ跳び上がって2番プリエに着地→2番プリエから真っ直ぐ跳び上がって5番プリエに着地→……
「あのね、なんとなく2番に脚を開いて着地ってんじゃなくて、ジャンプの頂点まで5番をキープ、ベクトルが降下に変わったら2番に開く、2番で跳び上がったら空中で5番に集めてから着地ってこと」
どうぞ

ん~、ふたりとも2番に脚を開くタイミングがちょっと違うなぁ…。
もっとこう5番タン・ルヴェや2番タン・ルヴェ、空中で5番に集めたところを強調する感じ
「それって、バーがなくてもセンターでも出来るものなんですかね
え゛…っ やって見せてるでしょ…ホレ…
と見本を見せる。
「そうですよね…」
まずはバーでしっかり脚の動きを身に付ければセンターでも大丈夫ですよ
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植え替えを…♪

2024-03-05 09:29:25 | Weblog
少し迷ったのですが思い切ってミニバラの植え替えをしました。
大丈夫かなぁ、大丈夫かなぁ~、と心配している方がミニバラにとってはよろしくないエネルギーを送っちゃいそうな気もしましたしね。
本来は朝の早い時間に植え替えをするほうがいいらしいのですがどうにも気分が落ち着かなくて、夕方に手早くやっちゃいました。

     

コロンと丸い形の鉢が可愛いなと思って。
プラスティックなど汚れにくくて扱いが簡単な鉢も多々ありますけど、素焼き風のこちらの鉢が通気性もあるから根っこのためにはいいかなと…。
しっかりと根を張って新しい花を咲かせてくれるのを楽しみにしてるんです

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元気を回復…♪

2024-03-04 09:11:20 | Weblog
3週間ほど前に購入したミニバラ。
元気をなくしていてそのまま放っておくと儚くなってしまいそうだったので、残っていた花が萎れる前にお別れしたり、力を失くした葉や枝を整理したりしました。

                

こんなに元気になって、新しい芽も沢山出て伸びています。
十分に陽が当たるように、そしてお水を切らさないように気を付けて、カレンダーで“0”の付く日に薄めの液肥をと決めています。

     

思っていた以上に新しい芽が増えて、こぉんなにみょんみょんみょんみょん芽を出したら株が疲れちゃうんじゃないかと心配になるくらいです。
だからちょいと鉢底を見て見たら、穴から根の先端が沢山見えて…
こぉれはもしかして鉢増し ― 少し大きな鉢に植え替えした方がいいんじゃないかな…、でも植え替えは休眠期に入る12月~2月がいいって言われてるし…、どうしよう…、芽の出具合や伸び具合などを見るにたぶん活動期に入ってる…、でもこのままじゃ遠からず根詰まりを起こして…
う~…、悩みどころです
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金曜日のアンシャンテ ― 腕が長くなったように…♪

2024-03-03 10:37:59 | Weblog
“歩く”練習からプレリュードの冒頭部分を丁寧に練習したあと、ポワントレッスン。
まず水曜日に練習したタン・リエとストゥーニュを組み合わせたシンプルなアンシェヌマンを。
アン・ナヴァンのとき、ポワン・タンジュした脚にピケする寸前にヒメさんはお尻をわずかに引く癖がある…ほんのちょ~っとだけ上体を漕ぐように動かしちゃう癖。
「それがなければもう少し前にポワントを押し出してピケが出来るし重心の移動も速くなる、もう少し動きが大きくなるはずよ」
「… …」
でも、以前と比べるとかなりいい動きをするようになってきたわよね。
トウの上に沈み込むような、トウを圧し潰すような動きをしなくなってベクトルが上を向くようになった感じ
ピケ-ク・ドゥ・ピエをアン・ナヴァン→ドゥ・コテ→アン・ナヴァン→ドゥ・コテ→…………と右左交互にどうぞ。
ヒメさんはク・ドゥ・ピエの脚の方に骨盤が開く癖があるから、真っ直ぐ正面向きを守ること。
どうぞ

「…あ…わ……っと…、焦っちゃいます…
ん、ちょっとテンポを落としましょう、どうぞ

ん、いいですよぉ、トウの上にスン と立ってる
レッスンの最後にポール・ドゥ・ブラのヒメさん専用ヴァージョンを
その後半部分でプレリュードで大事なアームスの動きを。
「……肘から煽って……肘から自然に下げて……また少し煽って……自然に下げる流れで耳元に……」
と指示をしながら一緒にやりました。
なんだか腕が長くなったように見えるわねぇ
「このポール・ドゥ・ブラ、毎回やらせて欲しいです、考えなくても出来るようになるまで
おぉ、もちろんです、やりましょう
4年前はただの人間の腕でしかなかったものが、いまは揺蕩うように動くアームスに変化しつつあります
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金曜日のアンシャンテ ― 歩き方も練習…♪

2024-03-02 10:03:25 | Weblog
「袖から出てきて歩き始めたところでお客さんにがっかりされたらソコで終わりですよね」
ヒメさん
彼女、昨年末のお披露目会で踊ったプレリュードの冒頭部分、上手奥から歩いてきて中央下手寄りでポゼ→上手前に歩いていってポゼ→…………、のところで納得のいく動きが出来なかったとずっと気にしています、曰く、
「カッコ悪い
だそうです
まぁね、“歩く”という動きは難易度のちょっと高いパに匹敵するくらい難しいものだからね。
作品の練習や振り付けを開始する前に歩き方の練習をしてみよう
両足のカカトを1本の線を挟んでくっ付けて、拇指の付け根を握り拳1個分離す→右脚の足首を曲げて前に出しカカトから地面につける→左足のカカトを上げながら重心を前に送る→右足に重心を全部乗せて左膝を軽く緩める→左膝から引き付け膝を伸ばして前に出しカカトから地面につける→右足のカカトを上げながら重心を前に送る→左足に重心を全部乗せて右膝を軽く緩める→…………
爪先の向きは最初に拇指の間を握り拳1個分離して立ったときの向きを守る
1本の直線上に踏み出した足の土踏まずを乗せる
膝を緩めた後ろ側の脚を引き付けるときに不用意に膝を持ち上げないように気を付ける
膝を引き付けるときは重心が乗っている脚の膝に軽く被せるように引き付ける
膝を引き付けるときには足首も伸ばす
……というのが、私がウォーキング・レッスンで教えているエレガントウォーキングの歩き方です。

鏡に向かって何度も何度も練習して、重心の位置や引き付ける膝の高さ、足首の伸びなどを修正。
「こうやって練習してみると脚のインサイドを意識できるでしょ」
「すごくよく分かります、内腿をきちんとつけて歩くんですね
その通りです
つぎに基本のエレガントウォーキングをバレエの歩き方に変えて、つまりカカトから地面につけるところを爪先から下ろす、に変更して練習。
変わったのはカカトからか爪先からかってところだけですよ。

おぉ、かな~り良くなってきた、重心の移動がスムーズになってきたねぇ
「走り方は…❓」
「そぉれはもう、カカトを上げて小~~~さなジュテ・ドゥヴァンをテ…っと素早く素早く繰り返しながら前へって、それしかないなぁ…」
「… …」
もう10年以上も前のことですが、かつて教えていたジュニアの生徒が言いました、
「バレエで一番難しいのは歩くことと走ることなんだから…っ」
そう、その通りでございます
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水曜日のアンシャンテ ― ピケ寸前の足首…♪

2024-03-01 10:00:40 | Weblog
ポワントに履き替えて足慣らししたあとセンターでまずはタン・リエの練習。
右前5番クロワゼ→プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚ピケ-左後ろ5番ポワント→5番ルルヴェ→右前5番プリエ・アン・ファス→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚にピケ-左前5番ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→右前5番クロワゼ・ポワント→プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚ピケ-左後ろ5番ポワント→5番ルルヴェ→右前5番プリエ・アン・ファス→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後ろに引き付けて5番ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→左前5番ポワント・クロワゼ➡…………
クロワゼ・アン・ナヴァンにタン・リエするときのアームスは、1回目はエファセの高い3番、2回目はクロワゼの高い3番
ストゥーニュのアームスは回転とともにアン・バからアン・オーに
いいですか?
ではどうぞ

おぉ、ストゥーニュの回転の方向、きっちり理解できてるんじゃない…
ふたりとも回転を始める瞬間にちょっとだけトルソーのコントロールが乱れるところがあるから、その部分を修正。
「ね、たったこれだけでもちゃんと踊りになるでしょ
「… …」
つぎは重心をきちんと素早くポワントの上に乗せるために、シャセ→ピケ-アラベスクの練習を
アームスは手の平を上に向けたア・ラ・スゴンドでね、どうぞ

わわわわ…っ、マ、マリさん…っ
シャセに続けてピケする脚を出すときに足首が緩んで爪先が上を向くのはどういうこと…っ
「え゛…、… ……は、恥ずかしいぃ~…
でしょぉ。
「そういうとこだよ、踊りが上手に見えるかヘタクソに見えるかの差って
はい、もう一度

おぉぉ、いいじゃない、ソレですよ、ソレ、ふたりとも
「足首っ足首っていちいち気を付けてないと抜けそうです
うん、初めはそれでいいのよ、そうやっていつもいつも気を付けてればそのうち考えなくても出来るようになるから
そのあときっちり足首を伸ばして動けるように、トレーニングとして低い高さでパ・ドゥ・シャを跳ぶ練習をたっぷりやりました
なんだかふたりともちょっとステップアップした感じですよ。
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