■ 米国債に資金が還流 ■
世界で起きている事は複雑に絡み合っているように見えます。
しかし、そこに明確な意思が見られるとき、意外と「事物の核心」はシンプルです。
A) 金融危機
1)金融バブルを膨らめる
2)将来不良債権化する商品(サブプライムローン)を混ぜておく。
3)問題化する商品のCDSを仕込む。
4)危機の発生
5)CDSのスプレットが急上昇して「危機を煽る」
6)格付けを急落させて「危機を煽る」
7)株を空売りして、株価を急落させ「危機を煽る」
6)金融バブルが崩壊する
7)金融機関を政府が救済する
8)国債を大量発行して、借金を民間から国民に付け替える
B) ユーロ危機
1)ユーロの制度の中に景気縮小時に発現するリスクを仕込んでおく
2)経済基盤の弱いユーロ国家にバブルを引き起こす
3)経済の実力以上、財政を粉飾して国債を大量発行させる
4)国債のCDSを発行する
5)景気縮小で財政危機が発生する
6)国債のスプレットが急上昇して「危機を煽る」
7)格付け会社が格付けを引き下げて「危機を煽る」
8)ユーロ制度上の負のシステムが発動して、「ユーロ危機を煽る」
9)資金が米国債にシフトする
C) 株式危機
1)金融崩壊後、政府からジャブジャブ供給させる資金を株式市場の一部銘柄に集中
2)株価復活を演出
3)新たなる危機により「株式危機を演出」
4)空売りを仕掛け「株式危機を演出」
5)リスクを回避したマネーが米国債に向かう。
上記のような非常に類似した仕込むによって、気が付いたら世界のお金が米国債の再び集まっています。本来ならば、そろそろリスクを意識して上昇に転じるはずの国債金利が低い状態で維持され、リスクを覆い隠しています。
■ Too big to help ■
1)金融危機救済の為、無節操に米国債を発行
2)ユーロ危機で米国債に資金が集中
3)9月頃にユーロはドイツの脱退など存亡の危機に瀕する
4)各国のソブリンCDSのスプレットが急上昇して「ソブリン危機を煽る」
5)米英日の巨大財政赤字にスポットが当たる
6)格付け会社が、米英日の国債格付けを引き下げて「危機を表面化」させる
7)各金融機関がや各国政府が米英の国債を手放し始める
8)米英国債が大暴落し、長期金利がはね上がる
9)各国がアメリカ救済を話し合うが、「Too big to help」
10)2010年年末か、2011年前半で米国債がデフォルトする。
11) ドルが大暴落する。
この過程の中でドルと米国債の果たす役割は、世界の資金の掃除機です。
1)米国債を元にドルを大量発行
2)危機を背景に米国債を各国金融機関や各国が買い込む。
2)低利でジャブジャブ供給されるドルで、米銀行が金など「目減りしない資産」を買い込む。
3)タックスヘブンに金など「目減りしない資産」を溜め込む。
4)ドルと米国債が暴落して、国家の返済義務は消失する。
■ 計画倒産国家アメリカ ■
上記のプロセスを世間では「計画倒産」と呼びます。
アメリカの市民は信用を失い、地に這う事になりますが、ロスチャイルドを始めとする金融資本家達は新たな世界を作る資金が手元に残ります。
既存のペーパーマネーは紙切れとなり、金に裏打ちされたロスチャイルドのお金こそが「本物のお金」として流通します。
・・・・そんなバカな・・・ともアナガチ言えない状況になってきました。
この綿密で大胆な計画を阻止するのは戦争でしょう。
さて、韓国の哨戒艇沈没やタイの動乱など、アジアも騒がしくなってきました。
ロックフェラーの最後っ屁が炸裂するか、それとも世界はロスチャイルドにひれ伏すのか?