チョットしたメモ程度にスマホからアップします。
日銀のマイナス金利政策で国債市場から締め出された日本の投資家。
一方、円高でマイナス金利でも利益が出せる海外投資家。
結果的に日本国債の外国人の買い付けシェアーが27%に達したと報道されています。(日銀が60%を超えてて存在感を発揮する一方で、邦銀や生保などは10%台に後退。)
円安反転で外国人の保有する国債は一斉に売られますが、注意すべきは国債金利上昇。
平成の大バブル崩壊時にはソロモンブラザーズがアメリカで「日本売りファンド」を売り出し、その資金で日本国債を買い上げて国債価格を吊り上げ、その後、一気に日本国債を売って金利を上昇させました。金利上昇で株が売られ易くなった所で外国人投資家達が結託して日本株を売り浴びせ「株価暴落」の引き金を引いた。
この悪い記憶が蘇るのか。
尤も、現在の日本は日銀が国債金利を強引に抑え込んでおり、これに対抗して国債金利を上昇させるのは、それなりに需給関係を悪化させる外的要因も必要でしょう。
円高を必死に抑え込もうとする政府と日銀ですが、選挙が終わって円安に振れる様なら注意が必要でしょう。
日経平均は薄商いの中で日銀やGPIFが価格を吊り上げていますが、選挙後に崩れると予測するのは 外国人も日本の個人投資家も一緒。
予想を裏切るのが市場ならば、予想外の展開もありそうで、投資とは無縁の身としては、何だか変なワクワク感を味わっています。