森友問題などどうでも良くなってしまいました。
アメリカのトランプ大統領がティラーソン国務長官を解任して、
後任にはCIAのポンペオ長官を任命するというニュース。
トランプ大統領とティラーソン氏の不仲説ま前々から有りました。
エクソンモービルのCEOだったティラーソン氏をトランプ大統領に推挙したのは
キシンジャー氏だと伝えられています。
北朝鮮情勢でキッシンジャー氏が南北融和、あるいは統一を働きかけているとの情報を
陰謀論者の板垣英憲氏が書いていましたが、
ここ最近の急激な南北対話の進展を、あたかそれを裏付けるかの様でした。
しかし、トランプ氏と北朝鮮の金正恩氏の5月の首脳会談が決定した途端、
キッシンジャー氏が国務大臣に推したティラーソン氏が解任されてしまった。
ティラーソン氏は国際協調路線派(従来の外交政策の継続)でしたが、
トランプ氏はアメリカ一国主義的で、彼らの外交政策は対立していました。
ティラーソン氏もトランプ大統領のツイッターで知った様で、まさに電撃解任。
尤もティラーソン氏は国務長官としてはレイムダック状態で、
解任は時間の問題と言われていました。
要は国務長官を続けている事の方が「さらしもの」状態だった様です。
次期国務長官がCIA長官のポンペオ氏。
これによってトランプ政権の外交政策はトランプ氏とその背後の勢力が牛耳り、
それをCIAがバックアップする体制となるのかも知れません。
エリート集団である国務省の影響力が薄れるので、
ますますトランプ外交は先が読みにくくなります。
日本ではこのニュースに北朝鮮情勢が不安定化したとの意見も聞かれますが、
陰謀論的にはCIAとの結びつきが深いとされる北朝鮮。
そこにキッシンジャーやティラーソンが手を突っ込んで掻き回した事に腹を立てたのか・・。
ジャパンハンドラーの一員であるキシンジャーの影響力の排除を
トランプ政権が目論んでいるのならば、
ジャパンハンドラーの手駒である自民党清和会の安倍政権の窮地の理解できないではない。
日本の政局も大きな動きがあるかも知れませんね。