■ GoToキャンペーンに乗り遅れた ■
東京排除で波乱のスタートとなった「GoToキャンペーン」。宿に泊まる旅行など殆ど行かない我が家も、「一人2万円もお得」と聞いては乗らない訳にはいきません。
旅行代金の35%が割り引かれ、さらに旅行先で使えるクーポンが旅行代金の15%付いて来る。合計で50%の割引。但し上限金額は一人1日2万円まで。1日4万円の旅行ならば2万円もお得・・・
早速、金曜日の早朝に「じゃらん」と「楽天トラベル」を開いて良さそうな宿を探しますが・・・7月23日から25日までは、ほぼ予約でいっぱいです。おいおい、キャンペーンの実施が決定したのは昨日なのに、皆さん、どんだけ気が早いんだよ!!仕事に行く電車の中でもチェックしましたが・・高いプランか激安ブランしか残っていません。
■ 「添い寝・無料」に思わずポチっとなしてしまった…!!■
色々な宿を観ている内に、とあるリゾートホテルに「添い寝無料」と書かれていました。まさか、こんなサービスが有るとは!!・・・混乱のあまり思わずポッチっとナしてしまいました・・・。
家内に「告白」すると・・・「あんた、それ赤ちゃんの添い寝の事よ。バッカじゃないの」って言われた。
過ぐにキャンセルしたので無料で済みましたが・・・恐るべし「添い寝無料」・・・。
■ 東京排除でキャンセル? ■
来週の連休は、皆さん「GoTOキャンペーン」を見込んで予約を入れられていたと思われるので、都民排除でキャンセルが出ると見込んで、土曜日の早朝に再び「じゃらん」と「楽天トラベル」をサーチしてみました。
すると、空き部屋がチラホラ見つかりました。そこで、湯河原の宿を予約してみました。東海道線で通り過ぎる度に、一度行ってみたいと思っていた。
予約すると・・・料金は割り引かれません。エエエーーーと思って、よくよく調べると次の様に書かれていました。
1) GoToキャンペーンは7月24日から旅行会社が予約時に割引処理を始める
2) 7月22日からの旅行を事前に予約している人は、還付手続きが必用。
3) 地域振興券は9月1日から実施される
7月24日以前の予約では、結構メンドクサイのね。さらに9月1日までは実質35%の値引き。
■ 強引に見える「GoToキャンペーン」ですが観光業が壊滅するより良い ■
国内の観光地はコロナ以降、インバウンドや国内旅行が消滅したので瀕死の状況でした。東京オリンピックを見込んで施設を増強したり新築した様な所は、オリンピックの消滅で投資の回収はほぼ不可能になっています。
コロナ自粛は3月から始まっていましたから、旅行業界は3カ月以上、まともな営業が出来ていません。一般的には、事業が何等かの理由で停止しても2カ月程度の運転資金を企業は保有しています。その他、政府の補助金や助成金、無利子融資などによって、どうにか生き延びていますが、旅行関係の自粛がこれ以上長引けば、廃業せざるを得ない会社がどんどん出て来る。
そもそも、地方のホテルや旅館などは、経営的に元々苦しい所も多く、「GoToキャンペーン」を先伸ばしいた場合、航空会社も含め壊滅的な状況になります。
「GoToキャンペーン」の強行で、政府を非難する声も少なからずありますが、「国民は得をする」ので、段々と非難の声は小さくなるでしょう。