■ レンジフードの換気扇モータのベアリング交換に挑戦 ■
キッチンのレンジフード(換気扇)の騒音が大きくなっきた。多分、ベアリングのグリースが切れたのだろう。21年間使っているので、そろそろ交換の時期です。
モータ単体の部品販売はメーカーがやっていません(これ、システムキッチンをリフォームさせる為の罠だよね)。部品交換では無く、レンジフード全体を交換する必要が有ります。
全体を交換するなら、ダメ元でモーターを分解してベアリングを交換してやろうと、ベアリングを抜く工具を近くのホームセンターへ買いに行きました。
■ ホームセンターの店員の質って、いつからこんなに酷くなったの? ■
陳列作業をている若い男性店員に「ギアプーラー在りますか」と聞いたら、無言で手にしていた段ボールを床にドン!と置いて、無言で案内してくれた。商品は確かにそこに在ったのですが、腹が立ったので買わずに他のホームセンターに行った。
次のホームセンターで、工具売り場で暇そうにしていた中年店員に「ギアプーラー在りますか」と聞いたら「・・・」。どうやら分からないらしい。彼は詳しそうな他の店員に尋ねようとしたが電話中。隣に居た若い女性店員がスマホで検索して、「コレですか?」と画面を私に見せてくれた。「そうそう、コレ」と言うと、案内してくれた。
・・・ネットよりも随分高い金額だったので、家に帰ってネットで「ポチっとな」したら、翌日には届いた。
■ リアル店舗の店員が専門性や商品知識を失ったらネット通販に負ける通販 ■
工具は使い方のコツなどを知りたいからリアル店舗で買いたい。ところが店員の質がここまで低下すると、ネットの方が情報的にも勝ってしまう。ネットには換気扇のベアリング交換のブログ記事が沢山アップされているし、工具のネット通販の詳細説明も、売り場に有る商品のパッケージよりも詳しく書かれています。
確かにホームセンターのアルバイト店員などは時給が安く、商品知識の習熟意欲も生まれて来ないだろう。しかし、それでは日本人のサービス業の労働は、どんどんネットに奪われて行く。あるいはやる気のある外国人店員の方が気持ち良く買い物が出来る。結果的にリアル店舗の仕事を失った人は、amazonなどの流通倉庫で機械でも出来る仕事に就く事になる。
ところで換気扇・・・ギアの騒音が無くなったが、モーター軸が曲がったのか、今度はカラカラと小さな騒音がする・・・。色々とクヤシイ。