久しぶりにレトルト内閣の芝居を見た。とてもおもしろかったし、感心もした。こんなふうに成長していたんだ、と納得した。それってなんだかうれしい。しばらく見ない間に、思いもかけない進化を遂げている。凄いと思う。
ほんの少しメジャーになり、たくさんのお客さんから支持を受けるようになって、ダメになっていく劇団はたくさんある。それは自分たちの作り方を観客のニーズに合わせていくうちに、自分たち本来の方向性 . . . 本文を読む
井筒和幸監督の最新作だ。今回は、また、彼のお得意であるガキを主人公にした話だ。要するに現代版『ガキ帝国』なのである。だが、ここにはあの映画のようなロマンはない。さらには『岸和田少年愚連隊』にあったノスタルジーもない。この殺伐とした世界はなんだろう。痛ましいというよりも、目を覆いたくなるような暴力が、ただ不快になるように描かれていく。
人を殺しても平気なチンピラ以下の青年たち。彼らの無軌道とい . . . 本文を読む
先週はTUTAYAがワン・ウイーク100円セールをしていたので、7本DVDをレンタルしてきた。そのおかげで週末はとても大変だった。いずれも見逃していた期待の映画ばかりで、気合いを入れて見たのだが、なかなか期待に沿ってはくれない。時間をやりくりしてまとめて見たから疲れた。こんなことなら、1,2本だけにしておけばよかった。欲張ったところで、何もいいことはない。
7本の中では一番よかった井筒和幸監 . . . 本文を読む
これは『その鉄塔に女たちはいるという』と同時に上演されたアナザーストーリー。それにしても驚いた。前述のこの芝居に対するブログで、Saccharinの前回公演のタイトルを『質屋』と書いてしまっていたらしい。確認したらその通りだった。あれは『楽屋』ですよ。笑ってしまいました。ゴメンナサイ。こういう失敗ばかりしている。本気で間違っていることも多いけど、無意識に間違っていることもよくある。恥ずかしいで . . . 本文を読む