「落下する飛行船とんでもなく上空で故障したので、地面に到着するまで、あと7日間」という基本設定がまずありえない。しかも、故障が絶対に直らないというのも、なんだかなぁ、で、このあまりにむちゃくちゃな前提を受け入れないことには、話は先に進まない。飛行船は大気圏外まで上昇しません。(たぶん) ちゃんとチラシを読んでなかったから、最初は宇宙船の中の話だと思っていた。(それでもおかしいけど。 . . . 本文を読む
5年ぶりの再演。新キャストで挑む改訂版。台本には、(たぶん)ほとんど変更はないように思う。キャストに合わせての改稿はなされているのだろうけど、あまり気にならない。
70年代の大阪、下町を舞台にした小さなお話。大衆食堂が舞台。お客はこないけど、常連さんからの出前とかはあり、なんとか生活は出来ているよう。父と2人の娘たち。最近ひとり従業員(彼は実は父親の前妻との子供。 . . . 本文を読む
「日本映画界のレジェンド、降旗康男と木村大作の9年ぶりのコンビ作」なんていう宣伝がなされる。そんな時代が来たのか、と感慨に耽る。彼ら2人と高倉健がチームを組み、いくつもの映画が作られた。健さん亡き今、若い岡田准一を迎えて往年の日本映画に挑む。岡田准一が21世紀の「健さん」になれるか、というと、さすがに荷が重い。伝説は受け継ぐものではなく、作られるものだ。
オーソド . . . 本文を読む