『ドント・ブリーズ』の監督が抜擢された、というところに興味を惹かれた。フィンチャーの『ドラゴンタトゥーの女』の続編だけど、まるで別種の新作だと思う方がいい。キャストが変わっているし、お話は続きではない。1話完結だ。
映画を見ながら、なんと少し居眠りをしてしまった。ショックだ。ストーリーがわからない、とオロオロする。だけど、どうして寝てしまったのか。9時からのレイト . . . 本文を読む
70年代の終わりに始まった『ロッキー』が21世紀になっても続いていく。スタローンは、(というか、ロッキーだ!)引退しても、彼の人生は終わらない以上映画もまた続く、ということなのか。前作『クリード』を見た時、実に新鮮な感動があった。あれは、ロッキーの第1作を見た時の感動に似ている。ありきたりなお話なのに、それがあんなにも新鮮で感動的だったのは、普遍の中に真実があるという証だったのか。 . . . 本文を読む
今年のウイングカップの最後を飾る作品なのだが、なんともつかみどころがない。見ながら、困惑する。そこに何らかの意味を取ろうと、模索するのだけど、ダメだった。ストーリーに頼らない芝居はなんだか心許ない。しかも、シーンシーンのインパクトが弱いので、ついつい眠くなってしまう。見ながら少しうつらうつらしてしまった。でも、あまり気にすることはない。ちゃんと見ていた所もわからないし。わけのわから . . . 本文を読む
この集団の芝居は初めて見る。「死体運びにまつわる不条理青春劇」というパッケージングがなんとも言えず、興味深い、僕には、わけのわからないものを見たい、という願望がある。この芝居はそこにぴったりとあてはまる。ふつう死体なんか運ばない。しかも、これはそれが仕事として描かれる。バイト君たちは実に割り切ってこの仕事をする。気味が悪いとか思わない。さばさばしていて、どうして? と思うほど。彼ら . . . 本文を読む