パターンになりつつある短編と長編の2本立てというスタイルが今回も踏襲される。短編のレベルの高さは時に長編を凌ぐほどで、とてもお得な感じ。小さな作品が必ずしも小さな出来事を描くわけではなく、大きな作品が(といっても70分程度なのだが)大きなことを描くというわけでもない。南出さんはひとつのスケッチから、人と人とが向き合い、本気で何かを目指していく姿をみつめていくと、それがこの世界の行く末すら左右してい . . . 本文を読む
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