まさか僕がアニーに嵌るなんて、思いもしなかった。実のところ、この映画、まるで見る予定なんかなかったのだ。でも、たまたま2時間、空白の時間が出来てしまった。その時間つぶしには、この映画しか見れるものがなかったのだ。他にもたくさん見たい映画ならあるのだけど、時間に嵌る映画がこれだけだった。
それで仕方なく、見たのだが、とてもよかった。もうびっくり。あの鈍重でもっさりしたジョン・ヒューストン監督の映画とは比較にならない。軽やかでハッピー。さわやかで心地よい。こういうことがあるから、偶然っとて好き。
なんと現代のニューヨークを舞台にした映画で、街頭でのロケーションを多用したミュージカルシーンが圧巻。あのベタな話が現代のNYの街角を舞台にして、こんなにもしっくり収まるなんて思いがけない。大恐慌時代に設定されていたオリジナルの時代背景を現代に置き換えたことが、こんなにもこの古臭い作品を生き生きしたものするなんて思いもしなかった。
孤児のアニーが、孤独な大富豪の心を開いて、やがて2人はお互いを必要にしていく。もう誰もがご存じのストーリーだ。手垢のついたこのお話をこんなにも、躍動感のある作品に仕立てた。驚きだ。
全く期待度ゼロだったから余計に過大評価してしまうのかもしれないけど、それにしても、ここまでドキドキワクワクの大冒険があるなんて想像できたか? なんて楽しくてハッピーな映画だろう。
大スターであるジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアスがこんなにも楽しそうに演じている。そして、主人公のアニーを演じた『ハッシュパピー バスタブ島の少女』で史上最年少のアカデミー主演女優賞候補となったクワベンジャネ・ウォレス! 彼女にこの役をあてた英断がこの映画の勝利の一番の理由だ。
それで仕方なく、見たのだが、とてもよかった。もうびっくり。あの鈍重でもっさりしたジョン・ヒューストン監督の映画とは比較にならない。軽やかでハッピー。さわやかで心地よい。こういうことがあるから、偶然っとて好き。
なんと現代のニューヨークを舞台にした映画で、街頭でのロケーションを多用したミュージカルシーンが圧巻。あのベタな話が現代のNYの街角を舞台にして、こんなにもしっくり収まるなんて思いがけない。大恐慌時代に設定されていたオリジナルの時代背景を現代に置き換えたことが、こんなにもこの古臭い作品を生き生きしたものするなんて思いもしなかった。
孤児のアニーが、孤独な大富豪の心を開いて、やがて2人はお互いを必要にしていく。もう誰もがご存じのストーリーだ。手垢のついたこのお話をこんなにも、躍動感のある作品に仕立てた。驚きだ。
全く期待度ゼロだったから余計に過大評価してしまうのかもしれないけど、それにしても、ここまでドキドキワクワクの大冒険があるなんて想像できたか? なんて楽しくてハッピーな映画だろう。
大スターであるジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアスがこんなにも楽しそうに演じている。そして、主人公のアニーを演じた『ハッシュパピー バスタブ島の少女』で史上最年少のアカデミー主演女優賞候補となったクワベンジャネ・ウォレス! 彼女にこの役をあてた英断がこの映画の勝利の一番の理由だ。