グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

〔オフトピック〕  近くの野に咲くの花々

2010年08月04日 | 室蘭・四季の野花&花木
 野の花木、初夏から次々と花を咲かせてきた。今咲いている白いノリウツギの花からバトンタッチ。
おそらく、クサギは今シーズン、野に咲く花木のアンカー。花が満開を迎えている。白い5枚の花びらの中
央は紅色、雄しべ、雌しべを長く突き出し、周辺に甘い香りを漂わしながら咲いている。
秋に熟す実は、紺色の液果と紅色の萼は、独創的で花に増して美しい。このクサギの木が自生している
場所は、家の近くの雑木が覆い茂る道路沿いです。



クサギの木、全ての枝先に薄っすらと紅色に染めた花を房状に付けている。



タチギボウシ。道路際の斜面。長い花茎を垂直に伸ばして藪の中に咲いて
いる。花弁の内側には青紫色の線模様が入る美しい野生のギボウシ。



キタノコギリソウ。葉は見事なくらい鋸歯状。長く伸ばした茎の先端に、淡い
桃色の小花を集めて咲いている。



サワヒヨドリ。薄紅色の小さな花を蜜に付けて咲かせている。近寄って花を眺
めると、思ったより魅力的。西日の差さない道路沿いの斜面に群生している。


ノラニンジンの鳥の巣。花が咲き終わると、なぜか花柄を内側にカールさせる。




ノラニンジンはニンジンの原種、花もニンジンに良く似ている。オオハンゴソウ
は、元々、観賞用として海外から導入され今は野に咲く花。
この時期になると、当地の荒地や 道端の草薮には、ノラニンジンとオオハンゴソウ
の花が、白と黄色を散りばめたように、長い茎を夏の風に揺らしながら咲き競います。


コメント (4)
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