グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

風薫る季節です

2012年05月31日 | 室蘭の景色


 絵鞆半島を東西に縦走する測量山観光道路。眩しいほどの新緑のアーチの
中を走る。半島は、外海から隔てるように 港と市街地を抱きかかえ、噴火湾に突き
出る。道路の両脇には、鬱蒼と古木が生い茂る手付かずの林が広がっています。 


半島の太平洋側には、海面から100mほどの切り立つような断崖絶壁が連なり
道内でも屈指の景勝地が点在する。
 眺望は、室蘭八景の一つ マスイチ。いつもは、海から吹き上げる強い風に身構える
が、今日は、5月の風が心地よく吹き抜けて行きます。




 先日まで、道路沿いに咲いていたニリンソウやエンレイソウなどの春の山野草
は、すっかりと姿を消す。入れ変わるように初夏の野花の筆頭、コンロンソウ
の花が
道沿いで
花を咲かせ始めています。


ここに立つと何時も、眼下に見える小さな浜に降り立ってみたいと思う。垂直に
切り立つ断崖
を下り降りるのは少々無謀かと思いながらも、諦めきれずにいる場所
です。



 絵鞆半島の最西端は絵鞆岬。展望台は海に迫り出すように建つ。眼下、遥か
彼方まで噴火湾の海原が広がる。
 右に室蘭港の外防波堤と大黒島。中央の小さな岩礁は、海鳥の楽園、恵比寿島の
眺望です。


絵鞆岬から僅か、坂道を廻り込むように下ると室蘭港。半島を縦走した時に必ず
立ち寄りカメラに撮り込む、エンルムマリーナ近傍からの港の光景です。
 

コメント (4)
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