好天に恵まれました。測量山は標高200メートルと、けして高い山ではありませんが絵鞆半島の最高地
点です。山頂の展望台に立つと、眼下に室蘭港や市街地、白鳥大橋、太平洋の大海原が見渡せます。
さらに、天候が良いと有珠山や遥か後方に羊蹄山。さらに、南西の方角に目を向けると、駒ヶ岳をはじめと
した噴火湾沿いの山々が連なる、360度の大パノラマが広がります。
ツリガネニンジンは、桔梗などと共に秋の到来を感じさせる植物の1つである。淡い青紫色のベル形の
涼やかな花を咲かせています。下の画像は、道沿いの藪の中で色付き始めたヤマブドウです。
海面までの高さ100mほどの位置から、眼下にローソク岩を望む。右側の海からそそり立つ断崖の頂
きは154メートル。一帯は、ハヤブサなど猛禽類の営巣地です。
エゾノコンギク。内陸部では、花の時期は終盤ですが絵鞆半島では今の時期が花の盛りです。
道内に自生するアザミの多くは、俯き加減に花を付けます。その中で、オオノアザミは上向きに花を咲か
せる数少ないアザミです。
絵鞆半島を東西に縦走する測量山観光道路。道路の両脇に鬱蒼と木々が生い茂る、零れ日の道です。
絵鞆半島の最西端、絵鞆岬からの眺望です。岬の先端にある展望台に立つと、噴火湾の大海原と初秋
の大空が目に飛び込んできます。岬の周辺は、本市を代表する景勝地の一つ室蘭八景に選定されています。