太平洋の水平線から昇る朝日。朝焼けが 海と雲をあかつき色に見事に染め抜きました。近ごろ夜明け
の時間が日一日と遅くなる。今日、当地の日の出時間は5時20分でした。
カメラの立ち位置は、当市イタンキ浜の後方に位置する高さ45mほどの高台から、穏やかに明ける朝の
光景です。
↑ 浜を散歩する人影です。
朝日に照らし出されたイタンキ浜の光景です。清々しい磯の香と潮騒が耳に心地よく響く。浜の全長は
1.7km、後方には高さ100m前後の断崖が西の方角に向かって連なっています。
イタンキ浜は、国内有数の鳴り砂海岸。さらに、日本の渚100選に指定されている風光明媚な砂浜海岸
です。
撮影の帰りに立ち寄ったイタンキ浜の後方に広がる海岸段丘。今、ユウゼンギクが満開の時期を迎え、
広大な斜面では、薄青紫色のユゼンギクの花が咲き乱れています。この場所は、市内で最も規模が大き
なユゼンギクの群生地です。
ユゼンギと共存するかのように、オオノアザミが淡紅紫色の花を咲かせています。学説では本州方面に
分布するノハラアザミの仲間。オオノアザミは、道内の南西部から本州北部にかけて分布するアザミらしい
印象を受けるアザミです。