イタンキ浜の上空に爽やかな空が広がりました。このところ、連日スッキリとしない天候が続いていた
が、ようやく2日ほど前から初夏の青空が戻ってきました。
イタンキ浜はハマナスの群生地です。周囲に心地よい芳香を漂わせながら、赤紫色の花を咲かせて
います。 ハマナスの花びらは大きくて柔らかい。わずかにそよぐ風にも花びらを靡かせます。最適な花の形を
見計らいながらの撮影でした。
ハマエンドウ、浜辺の後方の土手を覆うように葉を茂らせ独創的な花を咲かせています。
浜の沖合、ウニ漁を終えてイタンキ漁港に戻る磯船です。
ハマナスの枝に止まったノビタキです。
ハマヒルガオも淡赤紫色の花を咲かせ始めました。群落の規模は、けして大きくありませんが初夏の
イタンキ浜を彩る海浜植物です。
イタンキ浜の西の端。海面から、垂直にそそり立つ断崖は高さ140mほど。断崖の真下に立ち見上げ
ると、迫りくるような迫力を感じます。一方、凝灰岩の白い岩肌と草の緑とのコントラストが目に清々しく映
る西の浜の光景です。