小春日和の一日。穏やかな陽気に誘われ、隣町の北黄金貝塚公園内の「縄文の森」を散策。
森の中で出迎えてくれたのは、ヤチダモの大木が住みかのエゾリスです。
エゾリスの好物はオニグルミ。器用に両手で持ち、固い殻を噛み砕きなから食べます。森の中
に、エゾリスが殻を噛み砕く音が響きわたる。
今の時季は 夏毛からグレーの冬毛に衣替え中です。さらに、寒い冬に向けて体力増強。休む間
もなくオニグルミをかじり続けています。
公園内に植栽されているムラサキシキブ。樹名も優雅だが、紫色の実は野山に育つ草木の中で
は希少。 先日まで 瑠璃色の実を付けていたクサキ(臭木)、実は野鳥の大好物。枝先に残る紅色の咢は、
花と見違えそうです。
ズミ(酢実)、とても小さなリンゴのような赤い実を鈴なりに付けています。今の時季、赤く
熟した実と空の蒼さのコントラストは一際鮮やかです。