先日、猛烈に発達した低気圧が北海道の上空を通過。そのあとを追うように、強い寒気が流れ
込んできました。室蘭岳の標高は911m、平地に先駆けて頂上付近に薄っすらと雪が積もりま
した。
今シーズンの初冠雪は、先月の24日。その時は瞬く間に解けて、裾野から雪は確認できませ
んでした。一方、今朝は離れた場所からでも、山頂付近の雪景色を見ることが出来ました。
室蘭岳の山頂の撮影は、裾野に広がる牧草地から。この場所は春夏秋冬を通して、風が吹き抜
ける、風のメイン ストリート。立地の良さから、風力発電用の風車が20数基ほど建ち並んでい
ます。
帰りの道路脇で、ツルウメモドキ(蔓梅擬)が実をたわわに実らせています。蔓を傍に生える
樹木の幹枝に絡まさせる。遠くから眺めると「この木なんの木 ♪ 気になる木・・・」のそのまま
です。赤オレンジ色のツルウメモドキ実は、枯草色の風景の中で一際鮮やかに目に映り込んでき
ます。
ツルウメモドキの実は野鳥の大好物。間もなくしますと、実は一つ残らず野鳥に食べ尽くされ
ます。