ベゴニアは花期の長い植物です。初夏の頃より今の時季まで花を絶やすことなく咲き続けてい
ます。
株を植え込んでいる、プランタンを10月中旬頃に屋内に取り込む。置き場所はガラス張りの
風除室。日中、陽射しを受けると室温は25℃程まで上昇。一方、朝晩は5℃前後と過酷な環境
下で、元気ハツラツとして花を咲かせています。
ベコニアの花を目を凝らして眺めることは稀です。今回の撮影時にUP、意外にも一花一花は
個性的な形をしています。
エロディウム・バリビアビレ。一度聞いただけでは、なかなか覚えずらい草名です。流通名は
ヒメフウロ。花径は2センチほどで、淡い紅色の花びらに濃い紅色の脈が入る可憐な花を咲かせ
ます。
夏の暑さと過湿は苦手ですが、冬の寒さにはとても強く、雪の下で冬を越す耐寒性の多年草で
す。毎年、寒さが来る前に 庭から一部の株を掘り上げ、鉢植えにして室内で育てています。
ヤブコウジの実が紅色に色づきました。寒さにとても強く、緑の葉を茂らせ雪の下で冬を越し
ます。
フイリヤブラン(斑入藪蘭)。当地では、ヤブランはよく見かけますが斑入りヤブランは見か
けません。この斑入りヤブランは、10数年前に本州からの持ち帰り育て続けています。本来の
生育適地は、関東以西の温暖な地域ですが、当地の気候にも順応し、株は年々大きく生長してい
ます。
アラビス プロクレンス。花のない時期でも、マット状に広がる株はグランドカバーとして最適
な植物です。今の季節になりますと一部の葉を臙脂色に色付かせます。アラビスは,アブラナ科の
寒さにとても強い常緑の多年草です。