グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

イタンキ浜に咲くオオマツヨイグサ

2019年07月10日 | 室蘭イタンキ浜



 イタンキ浜は、市街地に隣接する砂浜海岸です。日本の渚百選にも、指定されている道内屈指の
景勝地です。また、
国内有数の鳴り砂海岸、砂は石英の結晶を多く含む。乾燥した砂を靴底で踏み
絞めると、キュキュと軽やかな音を発します。








浜の後方の一段高い場所で、オオマツヨイグサ(大待宵草)が花の季節を迎えています。この場所は
市内で最も大きなオオマツヨイグサの自生地です。




 マツヨイグサは、遠い昔にアメリカ大陸から渡来した帰化植物。何故か、我が国固有種の雰囲気を
感じる植物です。








 浜の後方には、高さ80mほどの白い凝灰岩と灰色の安山岩塊の断崖絶壁がそそり立つ。その土手
でエゾノキリンソウが花を咲かせています。








ハマナスの花の時期は終わり、早くも果実が色付きはじめてきました。





 浜の前面には太平洋の大海原が広がります。


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2 コメント

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青い海によく映えていますね♪ (越後美人)
2019-07-11 21:40:47
海の青にオオマツヨイグサの黄色がよく映えてきれいです✨
エゾノキリンソウもきれいですね。
冬場は厳しい寒さでも、平気で越冬できるんですね。

安山岩塊の景色は不思議な雰囲気がして、自然のエネルギーを感じます。
そこだけは植物が育たないんですね。
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おはようございます、越後美人さん (II.san)
2019-07-12 06:21:24
オオマツヨイグサ、ご存じのように花弁は薄く
浜風を受けなびかせていました。一瞬息を止め
てのシャッター押しでした。
 エゾノキリンソウの生育適性地は元来は海辺
の崖などです。このエゾノキリンソウも砂浜か
ら僅かに高い土手に固まり咲いていました。
一帯は太古に海底火山の噴火により隆起、この
ような地層を形成したとの学説があります。
 風化により露出した白い崖と、草の緑が縁取
ります対比は、この時期のイタンキ浜の景色に
彩りを添えています。

 

 
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