グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

爽やかな風が流れる

2017年06月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



 室蘭岳の山麓に広がる牧草地。牧草を波打たせるように、爽やかな初夏の風が流れる。朝から6月
の碧空が広がりました。一方、この晴天は
午前中に限定との天気予報。予報は的中、束の間の晴れ間
でした。







 農道沿いで、フランスギクとハルサキヤマガラシが花を咲かせています。ともに、遠い昔に観賞用など
の目的で、ヨーロッパから渡来。今では、繁殖力が強く庭から飛び出した帰化植物です。
   





 牧草地に、ノビタキのさえずりが響き渡る。夏羽に衣替えしたノビタキの雄です。 この野鳥の習性は、
茎の高い草や低木の細い枝の先に好んで止まります。
      
                     



 今の時季、林の縁などで枝葉を広げ花を咲かせるミズキ(水木)が目に止まります。花は、純白な小花
の集合体。葉の色とのコントラストが清々しい落葉高木です。






 朝日を受けて咲くオニグルミの雌花です。雌しべの先端に紅色の花を咲かせていますオニグルミは、
樹高が高い。それに反して。小さな花をチョコンと咲かせますので、
目を凝らして見ないと見過ごしてしま
います。









 朴の木は、初夏を代表する花木です。高い梢の先に咲く花のほとんどは空を仰ぐように開花。少々、
花を撮影することが困難です。 この朴の木は、V字形に切り込む谷の上に架かる橋の下で自生。それ
でも梢の先端は欄干よりも4~5mほど高さ。その梢で、周囲に心地よい香りを漂わせながら花を咲か
せています。




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6月の庭に咲く・・・

2017年06月08日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)




 当地では5月の中旬以降、天候がスッキリとしません。今朝も、昨夜の夜半から降り出した小雨が降り
続く。玄関前に植えてある
サラサドウダンが、雨にもめげずに花を咲かせています。別名、フウリンツツジ
(風鈴躑躅)。
長い花茎の先に、美しい花を吊り下げ咲かせることからのようです。  
                               【画像の撮影は、昨日と今日の2日間で行っています】








 2~3日前から、シラー・ヒスパニカが淡い青色の花を咲かせています。和名ではツリガネズイセン(釣
鐘水仙)。小さなベル形の涼やかな花を咲かせる球根草です。背景に映り込んでいますピンク色の花は、
クレマチス・モンタナです。







 イリス・クリスタータは、花径5~7cm・草丈は7~15cm程とすべてが小型。乾燥や寒さにとても強い
生育旺盛なアヤメカ科の多年草です。





 アルメリア・マリチマ。淡紅色の小花をボール状に束ねて、細い花茎の先端に 花を咲かせています。
太い根を旺盛に生やします、植え替え時には根の処置に少々困りますが、大胆に植え込んでも枯れる
ことはありません。和名は 「松葉かんざし」や「浜カンザシ」などの可憐な花名を持つ、耐寒性常緑多年
草です。





 シコタンハコベ(色丹繁縷)。元々は、高山の岩れき地などに自生するナデシコ科の多年草です。花名
の由来は、北方四島の一つ色丹島で発見された事からの命名です。
純白の花と雄しべの先端の赤オレンジ色の葯とのコントラストが際立ちます。花弁は10枚に見えますが、
切れ込みが深く実際の花弁の数は5枚。さらに、花に劣らず 緑白色の葉も魅力的な北方系の植物です。







 
先月の27日に投稿しましたプラキカム・アングスティフォリアとツルハナガタの花が満開になりました。


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朝景色

2017年06月06日 | 室蘭の景色



 このところ、束の間の晴れ間はありましたが霧雨・曇り・霧とスッキリとしない日の連続でした。今日は、
数日ぶりに 清々しい初夏の空が広がる。朝の散歩を兼ねて、家の近くの風景をカメラに撮り込んでみま
した。









 キンギンボク(金銀木)が、農道の脇の茂みで花を咲かせています。花の咲き始めは白色、そのあと
は黄色に変化します。






 この場所は市の郊外、標高100mほどの高台に広がる住宅地からの室蘭港の眺望です。
下の画像は、隣町の伊達市との境を走る臨海道路沿いから。噴火湾の大海原を隔てた対岸、渡島半島
方面の景観です。




コメント (2)
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藤の花

2017年06月02日 | 室蘭・四季の野花&花木



 藤の花の季節が訪れて来ました。
家の近くの空き地で、木々の形が分からなるほど蔓を這わせ、葉を茂らせ花を咲かせています。野に咲
く藤の花は、控え目な華やかさと逞しさがほとばしる。初夏の陽ざしの中、薄紫色の花と若草色の葉との
取り合わせが、目に清々しく映り込んできます。


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5月31日に投稿「初夏の絵とも半島を行く」の続きです

2017年06月01日 | 室蘭の景色



 絵鞆半島の先端部の絵鞆岬の直近。測量山観光道路沿い、樹木の切れ間から眺める港側の景観で
す。半島の外海側は100m前後の断崖が連なり、人を寄せ付けない自然が・・・。一方、港側には、軒が
接するかのように家々が立ち並んでいます。






 絵鞆半島の最先端、絵鞆岬からの眺望です。あいにくの薄雲リ、晴天に恵まれると噴火湾を縁取るよ
うに、対岸の渡島半島の山々や活火山の有珠山、羊蹄山などの大パノラマが広がります。



 絵鞆岬展望台は海面から30mほどの高さ、展望テラスは海にせり出す。干潮の時間帯、真下の浅瀬
で アオサギが採食中です。






 絵鞆岬をあとに、港側に曲がり下った高台から望む。眼下には絵鞆漁港。さらに、晴れた日には白鳥
大橋を前景に、対岸の風景や室蘭岳などの眺望が目の前に広がります。






 緩やかに潮風が流れる 。海洋レジャーセンター「エンルムマリーナ室蘭」近傍から、港の入口付近の
光景です。この場所は、
絵鞆臨海公園の一角、白鳥大橋から僅かに離れた場所です。



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