グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

4月の庭に咲く・・・

2022年04月12日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



       今日も気温が上昇、最高気温は21℃。桜の花が咲くころの陽気の一日でした。
     例年春4月、庭で咲く花の主役のクロッカスが、この陽気で一挙に花を咲かせる。
     我家の庭では、シラー・チューベルゲニアに続き二番目に花を咲かせる球根草です。
 







     チオノドクサ、2022年の一番花です。
             青紫色の凛とした小さな花は、まだ花数が少ない春の庭で際立ちます。
      花名から和の趣を感じますが、あくまでもギリシャ語のChiono(雪)とdoxa(輝き)。
      二つの言葉が組み合わせられた花名を持つ球根草です。

     我が家の庭に春が訪れると、 シラー・チューベルゲニア、クロッカスに次いで花を咲
              かせる3番バッターです。




 
           ベルゲニア、和名のヒマラヤユキノシタの方が馴染みのある花名です。
       
耐寒性は極めて強く、冬の間は雪の下で青葉を茂らした状態で越冬する。
       少々、武骨な葉や茎からは想像しがたい可愛らしい色合いの花を咲かせ
       始めています。








        先日、咲き始めたばかりの シラー・チューベルゲニアの画像を投稿。         
            今満開清楚な雰囲気な花を咲かせています。 

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春うららか・・・

2022年04月11日 | 室蘭の景色



      今日も日中の最高気温が上昇、4月下旬並みの陽気の一日でした。
           すでに多くの水鳥は、北の繁殖地をめざして飛び発って行きました。
              スズカモの群れ、渡りを忘れたかのように のんびりと羽を休めています。






                           ♂の頭部の羽色はモスグリーン、
             光線の加減で金属的な光沢をはなつ魅力的な水鳥です。 



         


     春恒例 ‼ 
      釣り人 待望の「春ニシン」が、数日前から 室蘭港に回遊してきました。
        港の奥まったフェリーふ頭には、ニシン釣り用の長い竿がズラリと並ぶ。
           釣り人の釣果は、30cm前後の大ぶりな春ニシンです。

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霧の中で・・・

2022年04月10日 | 室蘭・野鳥&水鳥



    今日は、暖気が流れ込み市内のほぼ全域で霧が発生。チマイベツ川の河口付近にも
    薄らと霧が漂う。当地では、これから初夏にかけて霧が頻繁に発生する季節が訪れ
    ます。





                     霧が漂う川面を泳ぐ水鳥の判別は困難、ズームを利かせての撮影です。
                     川面で泳ぐのはコガモのつがい、名の通り、普通のカモに比べ小型の
        カモです。




    列島の温暖な越冬地を後に、北の繁殖地に向かう途中での羽休めでの立ち寄り。
    コガモは初めて目にする。渡りの時期でも、
当地では目にすることが出来ない
    水鳥です。



           雄の羽の色はカラフルですが、雌は地味そのものです。

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朝日に照らされて・・・

2022年04月09日 | coffee break;(etc )



    家から至近距離、小高い丘の上に広がる牧草地。
      日の出直後、朝日を浴びながらエゾシカの群れが採食のため動き回る。
            この時期は雌と雄は別々に行動、あと2ヶ月ほど経つと出産時期です。             





    エゾシカは警戒心がとても強い。
     このように、身を固め視線を向けてきます。今回は撮影のため50mほどまで接近。
     あまり近づき過ぎると蜘蛛の子を散らすように、周辺の茂みに駆け込み身を隠します。



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庭花が ポチポチ咲き始めました

2022年04月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



         シラー・チューベルゲニア。
                    春になると我が家の庭では、クロッカスと競うように花を咲かせます。

         今年の一番花は5日ほど前、例年より一週間ほど早い開花です。白い
                    花弁に薄水色の筋模様が入る、清楚な花を咲かせています。
        







       アラビス・プロクレンスも、蕾を膨らませ始めています。
        間もなくすると、細い茎を伸ばした先端に純白な花を咲かせます。
        アラビスは、
雪の下で常緑のままで冬を越す、寒さにとても強い
        多年草です。
 




      【2022/4/8 追加記事です】
          今日の早朝、サラッと雪が降りました。
       陽射しが強まり始めると瞬く間に解けて消滅、典型的な春の淡雪でした。
          庭の草花が、蕾を膨らませ花を咲かせ始める時期に、雪が降り積もる事
       は稀です。
           以下、雪が解け始める頃を見計らい「雪と庭の草花」を撮影してみました。
       

クロッカス




シラー・チューベルゲニア






キリンソウ&コーカサスキリンソウ

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オシドリが一羽で・・・

2022年04月05日 | 室蘭・野鳥&水鳥


  
   市の郊外を流れるチマイベツ川の河口付近、今の時期は北の繁殖地を目指す水鳥の中継地。
   連日、水鳥が南の越冬地から飛来、長旅の途中 羽を休めては飛び立っています。




 
       なかなか、当地では見る事が出来ない オシドリと遭遇‼ 。
   毎年、一羽の雄がカルガモに寄り添うように川面を泳ぐ。今年は、どうした事か一羽
   で飛来し単独行動。
   チマイベツ川の河口付近に オシドリが姿を見せるのは、春と秋の渡りの時期限定です。
          ※2020/3/8の投稿記事「カルガモとオシドリ」、お時間がありましたらご覧いただけたらと思います。
 
             


      今まで見たのは川で泳いでいるところ。今回は、泳ぐのをやめて砂浜に・・・。
      幸運にも、初めてオシドリの全身を
目にすることが出来ました。

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室蘭港に海霧が流れ込む

2022年04月05日 | 室蘭の景色



         例年に比べて一足早く、室蘭港に乳白色の海霧が緩やかに流れ込んで来ました。
      
暖かく湿り気を含む大気が、噴火湾の冷たい海水の上を通過時に冷やされ海霧
      は発生します。
      本来、海霧は当地の
初夏から夏にかけての風物詩です。





        対岸の渡島半島に君臨する北海道駒ケ岳、標高1.131メートル
の頂が、
       光の屈折か目の錯覚でしょうか、普段見ているよりも2~3倍ほど高く
       目に映ります。


 


          海霧が漂う 沖合の養殖場から、
                ホタテ貝を満載した漁船が港に戻る。

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早春の絵鞆岬を散策・・・

2022年04月02日 | 室蘭の景色

    絵鞆岬の展望台は崖の上から海にせり出す。   
        目の前には、噴火湾の大海原と遠方の山々の展望が広がります。
           岬は絵鞆半島の最先端、一帯は市内を代表する景勝地の一つです。

      対岸は渡島半島、噴火湾を隔て当地と37Kmほど離れる。
        活火山の駒ヶ岳が、残雪を抱く美しい山容
を洋上に浮かび上がらせる。





    絵鞆岬展望台のすぐ脇を絵鞆半島を縦貫する道路が走る。道路の港側には、岬の景観と
    ミスマッチするように家々がビッシリと建ち並ぶ。絵鞆半島は、自然と人々の日常の場
    が隣接する特異な場所です。




 
      絵鞆半島の尾根部を縦走する観光道路。日陰になる片側には雪が残る。





         今年初めて目にする野鳥たちです。
            道脇の木々の間をヤマガラやゴジュウカラが飛び交う。





            ハシブトガラ、北海道だけに生息する留鳥です。





      キバナノアマナ(黄花の甘菜)の花が咲き始める。         
         道路沿いに群生地が点在、キバナノアマナは早春植物の一つです。

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水ぬるむ

2022年04月01日 | 室蘭の景色



       早春の陽射しが降りそぞぐ穏やか陽気。
         近頃、日中の気温は10℃前後、ようやく当地にも遅い春が訪れる。
           湧水が流れる小川、周辺の雪解けが進むにつれて水かさを増し始める。





         湧水がこんこんと流れる清流にクレソンが自生する。
               瑞々しさイッパイ  周辺に春の兆しがほとばしります







      湧水は小川の水源、一年中 枯れる事はありません。
         特に、この時期は雪解けの水が 地中から噴き出し水量を増しています。

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