ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語2024~下半期

2025年01月21日 | チーズの話

チーズも美味しいイタリアン、クアトロは、昨年たくさんのチーズをブログでご紹介。
まずは、下半期のチーズ


・タレーランの陰謀?「ヴァランセ」
・ローズマリーで包んだ羊乳チーズ「オベハ・アル・ロメロ」
・カラスミみたいに美味しい「ミモレット」
・じっくりと味わいたい大人のチーズ「アイリッシュ・ポーター」
・ナポレオン三世も驚く「ブリヤ・サヴァラン・アフィネ」
・吟醸酒にもおすすめ「ブルー・ド・オーヴェルニュ」
・サラセン軍の忘れ物「シャビシュー」
・長坂牧場2代目のオリジナルウォッシュ「酒ウォッシュ」
・可愛い名前の大福のようなチーズ「クロタン」
・これこそリヨンの味だと云うクアトロの父「ヴァシュルース」
・味噌のような発酵食品の味わい「アッペンツェラー」
・北海道から潮風と云う名前のチーズ「ブリーズ・ドゥ・メール」
・チーズの灰かぶり姫=シンデレラ「ラ・サンドレ」
・プロヴァンスの香るチーズ「ブシェット・マノン」
・バスク人の心意気を感じるチーズ「ピッコラ・ド・ブルビ」
・フランス・サヴォワから酔っ払いのチーズ「トム・オ・マール」
・イギリス人も本当は、フランス・ワインと合わせたい「スティルトン」
・ジュラシックパークのチーズ「コンテ・ド・モンターニュ」
・クアトロの父の青春の思い出を噛みしめる「ゴーダ・ゴールドスター」
・人生に必要なこと「デリス・パパイヤ」

※クアトロは、火曜日の夜と水曜日全日は定休日になります。

クアトロのホームページ

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チーズの物語2025~8ブルーメン

2025年01月15日 | チーズの話

「アルプスの少女ハイジ」に出てくるようなチーズをハードタイプのチーズという。
冬に雪で閉ざされるスイスの山間では、タンパク源の確保のために、ハードタイプのチーズはとても大切。
アッペンツェラーというチーズは「アルプスの少女ハイジ」の舞台になった地域アッペンツェルのハードタイプのチーズ。
味わいはとても深く、爽やかな中にスパイシーな風味がすばらしい。
白ワインとリンゴ酒にスパイスをブレンドした液でチーズの表面を洗ったり浸したりする製法はこの地方の伝統的秘法とのこと。
さらに、このアッペンツェラーに八種類の花やハーブを纏ったチーズ“8ブルーメン”がクアトロに登場。
ブルーメンは、ドイツ語で“花”、八つの花と云う名前のチーズ。
アルプスの夏を封じ込めたようなチーズです。
花やハーブもオーガニックなので、食べられます。
クアトロの父は、吟醸酒と一緒に楽しみたいと思うチーズだ。

※クアトロは、火曜日の夜と水曜日全日は定休日になります。

クアトロのホームページ

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成人のチーズの集い

2025年01月12日 | チーズの話

クアトロの父に勧められるがままに、チーズを注文する。
チーズに好みのものとか、苦手なものとかがあるかと聞かれる。
成人の日を前に、チーズを味わえる大人になりたいと思って注文する。
チーズ初心者に好き嫌いも無いもので、特に好き嫌いはありませんと答えておく。
斜め45度に立っていたクアトロの父の老眼鏡の向こう側の目がキラリと光る。
やがて、美味しそうなチーズの取り合わせが運ばれてくる。
そして、チーズの説明が始まる。
左手に見えますのが自然の青カビで作る希少なチーズで、右手に行きますととてもミルキーなウォッシュタイプのチーズで、次がこだわりのシェーブル・山羊のチーズは食べ頃でして、次はケーキのように美味しいパパイヤをあしらったブリヤサヴァランでして、最後のドライのチェリートマトはお口直しなのですと、観光バスのような説明が始まる。
この時だけは雄弁なクアトロの父のチーズの説明だが、その内容はよく解らなかった。
しかし、どれも今まで体験したことの無い美食の世界だった。
一つ一つが、大人の味、成人のチーズだ。
うっとりとしていると、クアトロの父が笑みを貯めて、どうだったと得意そうな顔をしている。

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クアトロのおせち2025~チーズ色々

2024年12月30日 | チーズの話

クアトロのおせち作りは、今日が佳境。
暖房を点けられない寒い部屋で、各自が持ち役に励む。
そのひとつが、チーズの盛り合わせ。
このチーズ色々が、クアトロのおせちの魅力のひとつである。
今年も、
・フランス産チーズ“ミモレット・24ヶ月熟成”-カラスミのようなねっとりとした旨味を持つチーズ
・アイルランド産チーズ“アイリッシュポーター”-アイルランドのポータービールを練り込んだ独特のコクのあるチーズ
・オランダ産チーズ“ゴーダ・ゴールドスター”-通常4ヶ月熟成のところ、3年間熟成させた濃厚な旨みのチーズ
・イタリア産チーズ“ラスパドゥーラ”-薄く削って美味しい、ミルキーな味わい
と云った盛り合わせを作っています。
31日は、おせちのお引き渡しとクアトロの物販を行います。
色々な個性のチーズの盛り合わせも並びます。

※年末は、28日(土)までの営業。
 31日12時から19時まで、生ハム、チーズなどの物販とおせちのお引き渡し。
 年始は、4日(土)からの営業。

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クアトロのおせち2025

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チーズの物語2024~ヴァランセ

2024年12月19日 | チーズの話

チーズ師クアトロの父は、お客様に説明する。
ナポレオンがエジプト遠征に失敗し、パリに帰る途中、ロワーヌにあるヴァランセ城に立ち寄り、そこで出された山羊乳のチーズがピラミッド型でした。
エジプト遠征に失敗した腹いせに、そのピラミッド型のチーズの頭の部分を切り落とさせたと云う言い伝えのあるのがこの“ヴァランセ”と云うチーズです。
しかし、ナポレオンの怒りを買ったと云うのは信憑性がなく、しかもこの城の持ち主がその時代の名外交官のタレーラン。
彼が、ナポレオンの器量の小ささを誇示し、しかも地元のチーズの宣伝に使った寓話かもしれません。
いかにもタレーランらしい、陰謀と策略が見えるチーズなのです。

もうええでしょ
長い説明よりも、早く食べたいクアトロのお客様だ。

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クアトロのおせち2025

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