ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ウブリアーコ・クアトロ

2009年05月18日 | チーズの話

Photo イタリア・ヴェネトのチーズ「ウブリアーコ・アマローネ」がクアトロに入荷した。
第一次世界大戦の折、ドイツ・オーストリア連合軍に敗れたイタリア。
イタリア・ヴェネトのとある村では、食料の略奪を恐れワインの絞り粕の中にチーズを隠した。後にそのチーズを取り出してみるとこれがとても美味しかった。
ウブリアーコ・アマローネの誕生秘話である。
ウブリアーコは酔っぱらいのことで、アマローネというワインに酔っぱらったチーズということになる。
表面はワインレッドに染まり、チーズの内部までワインの風味が染みこんでいてとても美味しいチーズだ。当然赤ワインとの相性は抜群でワインを飲み過ぎてしまう恐れがある。
以前、クアトロでも飲み過ぎたお客様が、注文したウニのクリームのパスタの上で寝てしまった豪傑もいた。ウブリアーコ・ウニクリーム状態であった。その後、そのお客様の男前が上がったかどうかは定かではない。

コメント
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