足技開幕に合わせて

このワインは野原の香りに少年時代の甘酸っぱい記憶の味がする。
そんな表現が適切だと思うのが、ソーヴィニヨン・ブランである。
ソーヴィニヨン・ブランは未熟・完熟で味わいが変わる。
色々な気候にも対応するがその風土によって味わいを変える。
デリケートな少年の心を持ったような白ワインだ。
クアトロの料理にも合わせやすい白ワインでもある。

遂に足技の妙技を見せるサンダニエーレの生ハムがクアトロで開幕した。
この生ハムに合わせるには、どのソーヴィニヨン・ブランが最適だろう。

ソーヴィニヨン・ブランのメッカ、フランス・ロワールで育ったライムや洋なし、グレープフルーツのような酸が特色でよいとこのお坊ちゃんのようなサンセール。（写真中央）
やはりフランス・ロワールで育った、洋なしやアプリコットやメロンのような穏やかな酸味が特色で自由奔放なお坊ちゃんのようなトゥレーヌ。（写真右）
ソーヴィニヨン・ブランの新たな故郷となったニュージーランド・マルボロで育ったパッションフルーツやキウイ、グリーンアスパラのような華やかな香りと酸が特色で、野生的な魅力を見せるキム・クロフォード。（写真左）

開幕を迎えた生ハムとソーヴィニヨン・ブランをクアトロで楽しもう。