豊四季の裏社会に君臨すると噂されるミスター・シンが経営するイタリアン、クアトロに潜入したリー。
彼の目的は、クアトロに隠されていると噂される美味しい赤ワインを秘かに探すことだった。
そのワインは、南フランス・コート・ド・プロヴァンスから秘かにクアトロに運び込まれたものだという。
シラー、カベルネ、ムールヴェードルというセパージュの赤ワインである。
シラーのスパイシーさ、カベルネの重厚さ、ムールヴェードルの華やかさが合わさった南フランスらしい美味しさのワインだという。
そして、そのワインにはドラゴンの印があるという。
見事、そのドメーフ・デュ・ドラゴンを探し当てたリー。
「アチョー」
(これは実に美味い)
「アチョー、アチョー」
(クアトロのシチューにとても合いそうだ)
リーは飲み過ぎると暴れるクセがある。
ミスター・シン(クアトロの父)にドラゴンのワインと云えば、秘かに探さなくてもあなたもこのワインにすぐ出会える。
※但し14日(火)のクアトロのディナーは貸切のため一般の営業はお休みである。