10年前のクアトロのブログの記事だ。
「クアトロは家族3人で運営している。それぞれ得意の分野を担当している。といってもメインは息子で、調理全般を担当。いわゆるシェフである。その中でも魚料理を得意としている。わたくし父は、ワインを担当。母はデザートといった分担。家族で力を合わせて店作りをしているのが、お店の大きな売りだ。
話は変わるが、先日の水曜の休みに、うちのと筑波までブルーベリー詰みに出かけた。うちのの友人に、無農薬でこだわって作っているブルーベリーの農園があると聞いて出かけてきた。200本ほどの株の小さなブルーベリー園だった。自分でブルーベリーを摘むのは初めてだが結構楽しかった。慣れてくると、粒の大きさより、粒の付いている位置が重要だと思った。涼しい夕方に摘んでいたが、今、陽が当たっているところより朝日が当たっていたであろう場所の実の方が小さくても甘かった。これはワインと一緒だなと、ワイン担当の父は思った。ワインもこのように粒を選んで摘んだワインは美味しいのだろうと実感。自然の恵みと手間暇を掛けられたワインの値段が高くなるのも仕方ないかと納得。さて、この選り抜きのブルーベリーは今お店で食べられます。デザート担当の母のおすすめメニューです。」
今年も、このブルーベリー園に摘み取りに出かけてきました。
クアトロが開店した年から通い始めて10年目になります。
今年は、曇り空で格好のブルーベリー摘み日和。
ブルーベリー大好きな下の孫も連れてのブルーベリー摘み。
10年でブルーベリーの木も800本以上になり、その美味しさも安定しています。
お客様も毎年、このブルーベリーのデザートを楽しみにしてくれるようになりました。
明日から、ブルーベリー・パフェの登場になると思います。
10年の感慨にふけっているクアトロの父。
そんなことは関係なく、今、目の前のブルーベリーを美味しく食べる孫。