カリンは諏訪市の市を代表する木に指定されています
諏訪湖畔にはかなり長い距離かりん並木があり市民から親しまれています
今丁度かりんの花が満開して沿道を彩っているところです
市内ではカリンの果実を加工した食品が名産品として多く販売されていますが
今迄、カリンに良く似たマルメロも含めてカリンと呼ばれてきました
カリンはバラ科のぼけ属であり、マルメロはバラ科のマルメロ属です
よく見ると花の咲く様子や果実の形・実の硬さなども微妙に違います
此の度、商品表示はカリンとマルメロとはっきり明記するよう農林水産省から指導があったようです
カリン並木やカリン祭り等、普段親しまれてきた呼称は今まで通り続行されるそうです
いま丁度諏訪湖畔のカリン並木にはカリンに少し遅れてマルメロの花が開花を始めました
カリンの花とマルメロの花くらべをしてみましたのでご覧下さい
★以前カリンの果実をご紹介していますので参考にご覧下さい
ご紹介している果実は「洋かりん」と呼ばれるマルメロのほうです
湖畔公園には大坪草二郎の丁度今頃のカリン並木の様子を詠んだ歌が歌碑になっています
「信濃路はあかとき寒き湖沿いにカリンの花の白く咲きたる」
★あかときとはあかつきの事