待ちに待った細葉芍薬が咲きました
羊歯(シダ)のような細かい上品な葉に単衣の花を咲かせる純和風の印象のする芍薬です
香りは余り無いのですが他の種類の芍薬より少し早めに濃紅色の繊細な花を咲かせます
花の命は短くて開花して雨にあえば一日でおしまいですし
お天気でも三日もすれば花びらが落ちてしまいます
精一杯命輝いて咲く姿は美しさを通り越して崇高にさえ感じます
山野に自生する山芍薬は以前ご紹介していますが開花の時期が短く
このように開いたのが満開状態で、開花して2日~3日で散ってします
庭の開花なので観察出来ますがそれでも気候に左右されますから開花の時はトテモ貴重です
ましてや山野の自生地は短い開花のタイミングを狙って出かけても花に出逢える事は至難の業です