aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

トランス脂肪酸

2009-09-18 21:19:56 | 食べ物
うーん、食べ物とつぶやきとどちらのカテゴリーにするか迷ったが(2秒)口にするものだから食べ物にしてみた。

先日、花王のエコナが欧州ではグリシドール脂肪酸エステルが含まれているとして問題になっているとありました。
私はこういう化学的な名前は知識が無く、名前を聞いてもピンときません。
ただ、逆に聞きなれない名前だからこそ怪しく思うものです。

私がサラダ油を使わなくなったのはもう何年も前です。
当時、BSEが話題になっていた時他の危険な食物についてもネットで色々と調べてみました。

その中のひとつがトランス脂肪酸。
恐ろしくなりました、これ知って。
今まで食べていたのはなんだったのかって。
それ以来、マーガリンもサラダ油も使っていません。
そうですよね、考えたら冷蔵庫で凄く冷えているのに油の癖に固まらないなんておかしい・・・。
それでも子供の頃から慣れ親しんできた油。
もう今からでは遅いかもと思いましたけど、この先どんな症状が出るのかと思ったら今からでもやるべきだと。
嫌、もうこんなの知ったら口にするだけで気持ち悪くなってしまいました。
今ではもう完全に受け付けません。

他にその当時知ったのですが、レトルトのミートボールを開発した男性が、家に帰って娘がそのミートボールを食べているのを見て会社を辞めたとありました。(確か本になっていたような)
売れるものを、コストダウンを、という会社の方針と本当に安全な食とは必ずしも一致しないと言うことなのでしょうね。

BSEについても成長を早める為に牛骨紛を餌に混ぜたのが原因だとありました。
真実の程はわかりませんが、今ではもう探そうにも見当たらないのですが、日本人の方が作っていたHPで、食に関しての専門家でアメリカにいたので裏方が良く見えていたようです。
ま、早い話が共食い。
読んでいても怖くなる話ばかりでした。

故に今では豚も牛も鳥も肉を選ぶのは何処の産地かではなく、どんな餌を与えられているか。
私の中ではこれが基準です。
今では、購入する肉はどの肉も与えられている安全な餌が分かっています。

しかしびっくりです。
このように選択をするようになって、肉の味や食感が今までとは違うのです。
それは昔、幼い頃に食べていた肉の味。

私、6,7才くらいまでは肉が大好きでした。
うちは元々肉が大好きな一家でしたので、嫌いだった訳ではありません。
なのにある日その年くらいを境に嫌いになりました。
臭いし、硬いし。
ゴムみたい・・・。
ところが、安全な餌を与えられ、大切に育てられている家畜の肉は甘くて煮ても焼いても揚げても口の中でとろけるような感じなのです。
まず、見た目で肉の、特に脂身の色も違います。
脂身を食べても胸焼けしません。
灰汁も殆ど出ません。
正直、もうスーパーではお肉は買えません。
もし、安全な肉が今後手に入らなくなったらもう食べることはないと思います。

なんだか油から随分それてしまいましたが、この世間にはいかに人口的な恐ろしい食べ物が多いかってつくづく思い知らされます。
これもネット環境がなかったらこんなに詳しくはわからなかったでしょうね。

しかし、日本ではBSEとかは問題にしていますが、自分の国で作られたトランス脂肪酸の怖さは触れないんですね。
何が障害なのでしょうかね。笑

今の文明に生きて、100パーセントは無理でしょうけど、なるべく避けられるものなら添加物は避けたいと思っています。
それは長生きしたいと思うのではなく、苦しんで長く生きて死にたくないってことを思うからです。

そういえば、高校の頃にある先生がこんなことを仰っていました。
「お前達は添加物漬けになっているから、40代位しか生きられないかも知れないな。」
ふと、これらの記事を読んでいた時、すっかり忘れていたその当時の言葉を鮮明に思い出しました。

ほんと、怖いですね。