私の相棒のザックは今は殆どオスプレーのカイトです。
ザックカバーも付いています。
が、ザックの中にもうひとつ防水の袋を入れています。
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くしゃくしゃですみません。
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修行中はお世話になった師匠のガイドさんから毎回の様に「ザックの中は濡れる」と言われ続けました。
ザックと同じ位の容量の防水のスタッフバッグに持ち物を入れると良いと教えて頂きました。
私のザックは2気室になっていて、下部にはすぐに取り出せる雨具類(傘と防水手袋とかも)と自分で必要な物をセレクトしたファーストエイドキットとお花摘みセットを収納しています。
そして上部には30Lの防水スタッフバッグを入れてその中に替えの衣類や防寒着等入れてます。
食料や飲料水はスタッフバッグの外に収納しています。
オスプレーのカイトは横にジッパーが付いていて開閉が出来るので、すぐに取り出したい食料等は外に出してます。
雨蓋の上部はネックウォーマー、手袋やちょっと食べれる物、サングラス、ティッシュ等。(季節で入れる物が多少違いますけどね)
内側には絆創膏や貼るカイロ、手ぬぐい、スマホのバッテリー等(電器物は全て防水対策しています)が入っています。
ずっとパラパラ雨しか経験が無かった修行中はザックが濡れる意味も良く分からずに、でもちゃんとガイドさんの言うことは守っていました。
そして、硫黄岳の強風と雨でザックが初めてびっしょりと濡れて、この意味が実感出来ました。
まず、ザックが重い。
雨が染み込んでずっしりと重くなります。
そして、カバーは役には立たないって思い知らされます。
雨蓋は防水対策していませんでしたので、急遽濡れてはまずいものはスタッフバッグの中に放り込みました。
大きな防水袋があるのはこういう時に便利なんですよね。
登山迄の行きと帰りの貴重品の入ったショルダーバッグも登山中は袋に放り込んでおけますし、秋冬の山で防寒着を着たり脱いだりの時もギュッギュッと小さなスタッフバッグに入れなくても、そのままポイと仕舞い込んでおけますからね。
この修行の2年間、試行錯誤でザックの中身をいつも悩んでパッキングしていましたが、今は固定されてきた感じです。
勿論、防水スタッフバッグの中も個別にスタッフバッグやジップロックでパッキングしていますけどね。
山へ行く楽しみって、このパッキングも楽しいんですよね〜。
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小学生の時の遠足の前日みたいにね。
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