りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

SPACE BATTLESHIP ヤマト。

2010-12-12 | Weblog
昨日、映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観てきました。

僕はアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の、ど真ん中の世代。
今でもサササッってヤマトの落書きなんてカンタンに
描けるからね
だから、仕方がないのだろうけど、どうしても
アニメを意識してしまう。
つまり、ちょっと厳しい目で見ちゃうわけです(笑)

でも、映画の内容のネタばれはもちろん、上げ足を取ったり、
重箱の隅を突くようなことをしだしたらキリがないので、
これから観るかもしれないみなさんのために、
僕が“よかったなぁ♪”と思ったところだけを少しだけ
下に書きます。

まずは、キャスティング。
アニメの登場人物を知っている人なら、今回の配役は
ほぼすべて頷けるようなキャスティングだったと思います。
中でも、やっぱり一番ハマってたのは、真田四郎役の柳葉敏郎さんかな。
もう、風貌も性格もそっくり(笑)
徳川機関長役の西田敏行もよかった。
アニメでは、ものすごいおじいちゃんに感じてたけど、
西田さんも、そういう年齢の役ができるお歳になられたんですね。
・・・よく考えたら、アニメのヤマトが全盛の頃は、西田さんは
猪八戒だったのにねぇ(爆)
沖田艦長役の山崎努さんも重厚な演技で、ストーリーの重しの
ような存在。
しかし、重厚な役なのでセリフも重厚。
思わず、いつかどこかで「総員に告ぐ。いいかげんに白~~いボス」って
言い出すんじゃないかとハラハラとしてしまいました(笑)

ストーリーは、地球対ガミラス、ヤマトがイスカンダルへ放射能除去装置を
受け取りに向かう・・・という一作目を主軸にしているんだけど、
ところどころ、2作目や3作目のストーリーも入っていました。
個人的には、全作品の中で最も僕が好きな真田四郎と斉藤始のシーンが
実写で挿入されていたのは嬉しかったなぁ。
ちょっと涙腺が緩みましたね。感動しました。
どういうシーンかはお楽しみ。
リアルヤマト世代なら、「真田と斉藤のシーン」っていうだけで、
だいたい分かるんじゃないかな

ガミラスとイスカンダルの設定も、時代も変わったせいか、
アニメとはずいぶん変わってました。
映画の方が、アニメと違って現実的かつ文学的かつ哲学的かつ効率的・・・と
いう感じで(笑)

最後に、少しだけ・・・注文

キムタクファンなら、当たり前だけど頭の先から尻尾の先まで
キムタクキムタクキムタクなので大満足の映画だと思います。
でも、ヤマトファンとすれば、もう少しヤマトの全体とか細部を細かく
見せてくれるシーンが欲しかったなぁ。
観客も、明らかにキムタク目当ての人と、「ヤマトのプラモデルは、
もう10個も20個も作りました」という感じの中年のオジサンに
見事に二分されてたから(笑)

あと、アニメではマスコットキャラクター的な存在だったロボット・
アナライザーも登場しました。
しかしこれもアニメとは少し違っててね。
でもこの映画版・アナライザーを観るだけでも、この映画は一見の
価値があるかも。

さぁ、次は実写版「機動戦士ガンダム」でしょうか(笑)
コメント
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