息子が学校で描いた絵が、市の絵画展で入賞したというので、
会社に出勤する前に、ちょっと覗いて来た。
会場内は、入賞した自分の子どもや孫の作品を観に来たらしい
親子連れや祖父母で意外と混雑していた。
相変わらず、子どもの絵は斬新だ。
思わず唸ってしまうようなアングルやタッチで描かれた作品が
数多く展示してある。
その中から、自分の息子の作品を探した。
“本当に、こんな素晴らしい作品の中に、アイツの絵があるのか?”
少しだけ疑心暗鬼になりながら(息子よ、すまん)、一枚一枚、
絵とその下に貼られた小学校名と
名前を見て回る。
あった。
タイトルは「ザリガニと遊んだよ」
たしか、教室でクラスのみんなでザリガニを飼っていると、
以前息子はそう言っていた。
きっと、その時の風景を描いたのだろう。
入賞の詳細は、「小学校の部・銀賞」だった。
オリンピックで言えば、そのまんま銀メダルだ。
しばらく息子の絵の前に立ち、その絵を眺めた。
しかし、どんなに眺めても客観的に観れない。
その絵のどこが良くて銀賞を獲得したのか、
グラフィックデザイナーを生業にしているくせに、
恥ずかしながら、まったく分からなかった。
でも、審査員の先生方が、この絵に何かしら良いところを
見つけてくださって、銀賞に選んでくださったのだろう。
それは、素直にありがたく思う。嬉しく思う。
ここからはちょっと親バカな文章になるが、
上手いか下手かは別として、うちの娘と息子は、本当に絵が好きなようだ。
家に居るときは、必ずと言っていいほど、リビングルームで絵を描いている。
その姿を見ていると、子どもの頃の自分を思い出す。
僕も、どちらかというと、原っぱで野球やサッカーに興じるよりも、
家の中でチラシの裏に、絵を描いて遊んでいるような子どもだった。
そして今、僕は広告業界に身を投じて、20年近くデザイナーとして
仕事をしている。
だからこれは、DNAなのかもしれない。
それを考えると、嬉しい反面、ちょっと不安になることがある。
・・・だって、あと20年もしたら、僕のような大人が、また世の中に2人増えて
しまうかもしれないんだもん(爆)
会社に出勤する前に、ちょっと覗いて来た。
会場内は、入賞した自分の子どもや孫の作品を観に来たらしい
親子連れや祖父母で意外と混雑していた。
相変わらず、子どもの絵は斬新だ。
思わず唸ってしまうようなアングルやタッチで描かれた作品が
数多く展示してある。
その中から、自分の息子の作品を探した。
“本当に、こんな素晴らしい作品の中に、アイツの絵があるのか?”
少しだけ疑心暗鬼になりながら(息子よ、すまん)、一枚一枚、
絵とその下に貼られた小学校名と
名前を見て回る。
あった。
タイトルは「ザリガニと遊んだよ」
たしか、教室でクラスのみんなでザリガニを飼っていると、
以前息子はそう言っていた。
きっと、その時の風景を描いたのだろう。
入賞の詳細は、「小学校の部・銀賞」だった。
オリンピックで言えば、そのまんま銀メダルだ。
しばらく息子の絵の前に立ち、その絵を眺めた。
しかし、どんなに眺めても客観的に観れない。
その絵のどこが良くて銀賞を獲得したのか、
グラフィックデザイナーを生業にしているくせに、
恥ずかしながら、まったく分からなかった。
でも、審査員の先生方が、この絵に何かしら良いところを
見つけてくださって、銀賞に選んでくださったのだろう。
それは、素直にありがたく思う。嬉しく思う。
ここからはちょっと親バカな文章になるが、
上手いか下手かは別として、うちの娘と息子は、本当に絵が好きなようだ。
家に居るときは、必ずと言っていいほど、リビングルームで絵を描いている。
その姿を見ていると、子どもの頃の自分を思い出す。
僕も、どちらかというと、原っぱで野球やサッカーに興じるよりも、
家の中でチラシの裏に、絵を描いて遊んでいるような子どもだった。
そして今、僕は広告業界に身を投じて、20年近くデザイナーとして
仕事をしている。
だからこれは、DNAなのかもしれない。
それを考えると、嬉しい反面、ちょっと不安になることがある。
・・・だって、あと20年もしたら、僕のような大人が、また世の中に2人増えて
しまうかもしれないんだもん(爆)