りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ペーパーレス。

2013-04-03 | Weblog
最近、仕事で紙を使う事が以前よりも減ったような気がする。

ボクの仕事はグラフィックデザインに関わる仕事なので、
言わば、紙は仕事の必須アイテム。
そんな職種の人間でもそう感じるということは、世間全般でも
相当なスピードでペーパーレスが進んでいるということなのかもしれない。

そんな中、こんなニュースがネットにUPされていた↓

村上さん新作45万部 注文殺到、発売前に重版
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000117-san-soci

出版不況と言われている昨今では、異例のことだろう。
だからと言って、“まだまだ紙の文化は廃れることはない”とか、
そんな安易な結論でこの日記を締めたりしない(笑)
これは村上春樹氏という、稀代の人気作家だからこその措置なんだろうし。
おそらく、これからもペーパーレス化は加速度的に進んでゆくのだと思う。

でも、個人的にはやっぱり、紙は無くなって欲しくない。

仕事でホームページのデザインとかも増えたけど、やっぱり
ポスターやフライヤーやパンフレットをデザインする時は、
“よしっ”と力が入るし、それが理想どおりのデザインや
またはそれ以上の出来映えになった時には、言葉では
言い表せない喜びに襲われる。
プライベートでも、寝る間際に枕元でスマホをいじる事が
あるが、その横には未読の本が積み重なっている。

やっぱり、“紙”が無くなってもらっては困る。

しかし、時代の流れには逆らえないのも事実。
上記の村上春樹の本の重版という“紙”に関係するのニュースを、
新聞でも週刊誌でもなく、ボクはインターネットで知った。

そんな皮肉な出来事が、すべてを物語っているような気がする。
コメント
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