今日は京成で車両取材を決行し、青砥で100周年記念の復刻カラーを狙った。
そのあと日暮里からJR山手線に乗り換えて秋葉原に出る。
秋葉原万世橋に隣接している「肉の万世」の秋葉原本店に行くためである。
鉄道取材でもなく、家電品を見に来たわけでもなく、
勿論、メイド喫茶に行くわけでもなく、ただ「万世」に行くためにだけで秋葉原に来たのだ。
旨いハンバーグを求めていろいろな店に行っているが、
よく考えると「肉の万世」のハンバーグが抜けていたと思った。
ファミリーレストランではあるが、それでもここのハンバーグは違う。
その分価格も高いが、価格以上の美味さがあり、仕事中などもよく行っていた。
そのことを思い出し、どうしても行きたくなったのだ。
本店は地下1階から9階までそれぞれの料理店となっていて、
3階と4階はレストラン「万世」となっている。
ここに来て初めて分かったのだが、このビルから元交通博物館がよく見える。
ここはかつて甲武鉄道万世橋駅があった場所とされていて、
確かに上から見ると中央快速線の上下線がこの場所で少し距離を置き、
中間にホームと思われる構造物が見てとれる。
今は雑草に覆われて見る影もないが、
それでもかつてはここにホームがあったと容易に想像できる。
オーダーはハンバーグランチ・ダブル1,620円、アイスコーヒー290円。
ダブルとはランチ用のハンバーグステーキ150gが2個付いてくるもの。
このほかにトリプルという設定もあった。
サービス期間中で目玉焼きが付いてきた。
食べきれるかなと思ったけれど、デミグラスのソースも美味しく、完食してしまった。
久しぶりに喰う万世のハンバーグはやはり美味い。
開店とほぼ同時に行ったので入れたが、店を出ようとした時には既に満席になっていて、
それに結構予約をしてきている客も多いように見受けられた。
いくら「万世」とはいえ、所詮はファミリーレストランに予約が入るとは、
やはり「肉の万世」のブランド力なのかも知れない。