林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

ホームページ更新

2009-10-04 | 更新情報
「林檎乃麗鉄道写真館ANNEX」を第234回更新しました。

駅名表示板コレクションに和歌山市駅、和歌山駅、紀和駅を公開いたしました。

http://www16.tok2.com/home/reiringono/

「旅の徒然に」を第142回更新しました。

「駅弁コレクション」の東海エリアに「日本の味博覧」の1データを公開いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/

「林檎乃麗鉄道辞典」を第12回更新しました。

「林檎乃麗鉄道辞典」を更新いたしました。
「蒸気機関車図鑑」を更新いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/

「ライトレールの時代」を第60回更新しました。

函館市電を更新しました。

http://reiringono.hp.infoseek.co.jp/

「林檎乃麗鉄道写真館レア」を第19回更新しました。

「165系列コレクション」を削除いたしました。

http://www.justmystage.com/home/ringono/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道完乗の旅-まだ見ぬ鉄路を求めて10

2009-10-04 | 鉄道・旅行
10.日高本線完乗の旅と黄昏の「北斗星」遭遇

日高本線は苫小牧から様似までの142.5kmの非電化単線路線である。
本線とは名ばかりで、終点の様似まで行く列車は一日7本しかなく、
最終列車は静内止まりとなってしまうため、実質6本といっていい。
しかも142.5kmという長距離区間に拘わらず、
交換可能な駅は鵡川、日高門別、静内、本桐の4駅しかない。
このことからも以下に列車本数が少ないかが伺える。
当初の予定では様似から襟裳岬を通って広尾、帯広まで結ぶ予定であった。
しかし日高本線は様似まで、
帯広から広尾までは広尾線が開通していたがこれも既に廃止になっている。
それでも様似から襟裳岬に向かうバスが接続しているため、
観光路線としても成立している。
日高本線は苫小牧軽便鉄道、日高拓殖鉄道の二つの軽便鉄道が礎となっている。
苫小牧軽便鉄道は苫小牧の王子製紙にパルプの原料となる木材を運搬するために、
鵜川から馬車鉄道が敷設されたのに始まり、1913年に正式に設立された。
設立の2年前には蒸気鉄道に変更、佐瑠太(現・富川)まで延伸されている。
日高拓殖鉄道は1923年3月に設立され、
翌年には佐瑠太(現・富川)-厚賀間が開業、1926年に静内まで延伸された。
1927年8月1日にこの二つの軽便鉄道は国有化され、日高線となった。
1933年12月15日には日高三石、1935年10月24日には浦河
そして1937年8月10日に様似まで延伸して全通した。
戦時中の1943年11月1日に日高本線に改称された。

日高本線専用塗色を纏ったキハ40 353は10:17に苫小牧駅を出発した。
苫小牧駅を出発して直ぐにJR貨物の貨物ヤードが見えてくる。
その先は暫く海沿いに工場街が見え、港には大きなフェリーも見えたが、
そのあとは原野の中を進み、暫くするとサラブレッドの放牧場が見えてくる。
キハ40の車体にも「優駿浪漫」と書かれているとおり、
日高本線はサラブレッドの生産地としても有名なのである。



苫小牧から様似までは3時間以上の距離だが、
途中静内に20分の停車時間があって、ここで駅弁を買おうと思ったが売っておらず、
しかも時間ぎりぎりで列車に戻ろうとした時に、
駅改札外に立食蕎麦屋を見つけるが、既に喰っている時間はない。
ペットボトルのお茶だけ買って列車に戻り、終点様似を目指す。
日高本線はずっと海沿いを走っているのだが、
特に静内から先は車窓に海が広がる区間も多く楽しい。
13:35に様似に到着する。



列車の本数が少ないためか、駅員は列車までやってきて改札業務を行う。
折り返しまでに58分の時間があるため、とりあえず海まで行ってみる。
様似は襟裳岬方面のバスの接続駅になっていて、
この駅で降りた乗客のほとんどが襟裳岬を目指してバスに乗った。
迎えに来た家族の車に乗り込んだ女子高生を除くと、
この駅で街に向かって歩いていく人間はいなかった。
駅前には幾つか商店もあったがほとんどがシャッターが降りていて、
唯一開いていた「せんりゅう」というラーメン店に入る。
店の前にはラーメンの幟を立てていたが、
中に入ると薄暗く、ちょっと怪しげな雰囲気だった。
カウンターにはウヰスキーや焼酎のボトルが並んでいて、
たぶん、昼はラーメン店で夜になるとスナックとして営業しているのだろう。
それを物語るかのように、テーブル席は重厚なソファが並び、
とてもラーメンを喰えるような雰囲気ではなかった。
オーダーはみそラーメン600円で、味は可もなく不可もないといった普通のラーメンであった。
海に行って寄せる波や海猫を暫く眺め、14:33の折り返し列車で苫小牧を目指す。
途中、本桐、静内、日高門別、鵡川などに止まった時間に駅名表示板取材などする。
鵡川では交換列車を待つ時間を利用して駅取材も決行する。
日が西に傾きかける中を苫小牧を目指して列車は北上し、17:54に苫小牧に到着する。
駅の発車案内を見ると18:06に寝台特急「北斗星」が到着することになっている。
帰りの特急「北斗15号」は18:12に苫小牧駅を出発する。
そこで急遽、待ち時間に「北斗星」取材を敢行する。
日暮れの状態は日中でも夜撮でもない、独特の雰囲気がある。
今日は晴れていたために夕日も期待できる。
多少雲は多かったが、それでもそれなりに雰囲気のある写真を撮ることが出来た。



「北斗星」を見送ってから隣のホームに移り、特急「北斗15号」で札幌に戻る。
18:59に札幌に到着し、ホテルに戻る前に札幌でどうしても行きたいと思っていた、
「札幌スープカレー横町」を目指して歩く。
テレビ塔を見上げながら夜の札幌を歩き、「札幌スープカレー横町」に到着する。
幾つかのスープカレー専門店が集まっていて、
その中で「西屯田通りスープカレー本舗」に入り、厚切りベーコンと丸ごとトマトカレー1,150円喰う。
帰り、国の重要文化財に指定されている札幌市時計台などを夜撮してからホテルに戻る。

 ※この文章はgooブログ「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ」と
  ぷらぷらレール「れいの日記」、同時公開です。
  ご了承下さい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする