17.富山港線取材-越中中島と粟島(大阪屋ショップ前)
競輪場前電停から上りに乗り換え、越中中島に行く。
ここは構内踏切を挟んで千鳥配置にホームが設置されている。
ここは富岩鉄道が部分開業した1924年7月23日に同時に開業した。
開業当時は「奥田中島」の駅名だったが、
戦時買収により1943年6月1日に路線が国有化されたのと同時に、
駅名を「越中中島」に改称した。
ここで下車すると、ホームの外にいた猫が上がってきた。
次の電車の待ち時間の間、ずっとこの猫と遊んでいた。
少し離れた位置でこちらを気にしている。
近づこうとすると背を向ける。
こちらが諦めるとまた誘ってくる。
このツンデレ感が溜まらなく愛おしい。
この子のおかげで待ち時間があっという間であった。
このあと隣の粟島(大阪屋ショップ前)に行く。
相対式2面2線構造になっている。
この電停はJR富山港線が廃止され、富山ライトレールに移管された時、
新規に電停を敷設したうちのひとつである。
電停名通り、大阪屋ショップ粟島店の駐車場に隣接している。
ここの電停は富山市を中心に富山県、石川県にチェーン展開している、
スーパーマーケット大阪屋ショップがネーミングライツを取得、
有償譲渡されたが、店名が括弧書きの中になったため、
販売価格を減額、正式名称は「粟島」で「粟島(大阪屋ショップ前)」は愛称とされたが、
駅名標が「粟島(大阪屋ショップ前)」となっているため、
括弧付きの電停名が多く使われているようである。