林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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富山地鉄市内線と万葉線完乗の旅1.

2022-10-03 | 鉄道・旅行

 1.富山地方鉄道の設立と軌道線未乗車区間

富山地方鉄道は富山を中心に鉄道線と軌道線を所有する地方鉄道で、
富山電気鉄道を母体に1943年施行の「陸上交通事業調整法」に基づき、
現在の鉄道線の本線の一部と立山線の一部を所有していた富山電気鉄道を中心に、
加越鉄道、富山県営鉄道、黒部鉄道、越中鉄道、富山市営軌道の6社が合併して誕生した。
この大合併の前にも富山電気鉄道は立山線の一部となる立山鉄道、
現在の不二越線を所有していた富南鉄道、富岩線を所有していた富岩鉄道を合併している。
富岩線はのちに国鉄富山港線となり、現在の富山ライトレールとなった。

現在の鉄道路線の所有路線は電鉄富山から宇奈月温泉までの本線53.3km、
本線の寺田から分岐して立山までの立山線24.2km、
稲荷町から南富山までの不二越線3.3km、
南富山から岩峅寺までの上滝線12.4kmの4路線を所有する。

市内線は1913年9月1日に富山電気軌道として開業し、
1920年7月1日に富山市に譲渡され、
一時は市営電車であった時期もある。
戦時中に富山電気鉄道に譲渡され、
富山地方鉄道市内線として再出発した。

地方の路面電車がそうであるように、
富山地方鉄道軌道線も路面を縮小したが、
2009年12月23日に循環線である富山都心線を新設、
さらにJR富山港線を引き継いだ誕生した富山ライトレールを、
北陸新幹線開業に合わせて在来線富山駅も高架化され、
2020年3月21日に富山港線と直通運転を開始、
直通に先立って同年2月22日に富山ライトレールを合併している。

富山地方鉄道市内線のうち、本線、支線、安野屋線、呉羽線、
富山都心線、富山駅南北接続線は乗車済だが、
富山港線は富山地方鉄道市内線としては全区間未乗車である。
富山ライトレール時代には既に全区間乗車済、全電停も取材済だったが、
合併に伴い、富山地方鉄道市内線としては全区間未乗車となる。
また、合併時にオークスカナルパークホテル富山前停留場と、
龍谷富山高校前(永楽町)の2つの電停が新設された。
また本線の中町(西町北)電停が未取材のままである。
そこで本線の中町(西町北)と富山駅南北接続線の富山駅、
富山港線の全電停を取材対象に1日がかりで十分に取材したい。

コメント
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