林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-東海道本線、山陽本線の旅7.

2023-06-20 | 鉄道・旅行

 7.山陰本線の寄り道-梅小路京都西

東海道新幹線「のぞみ1号」は08:08に京都に到着、
在来線乗り換え口から改札を出て、
山陰本線乗り場へと向かう。
京都駅の烏丸口駅舎に隣接する単式ホームは0番線に付番、
その西側が30番線乗り場となっていて、
30番線に並列するように櫛形ホーム31番線から34番線が、
山陰本線方面の列車が使用する。
因みに京都駅0番線ホームは30番線と合わせ、
全長558mで日本一長いホームとして知られている。
33番線ホームから08:15園部行きに乗り込む。
京都の隣が梅小路京都西である。

JR梅小路京都西駅は相対式2面2線の高架ホームを有する、
山陰本線の駅であり、京都から園部までの嵯峨野線の駅でもある。
1番線は上り京都方面、2番線は下り園部方面が使用する。
開業は2019年3月16日で、付近にある京都水族館や、
梅小路蒸気機関車館を拡張して2016年4月29日に開業した、
京都鉄道博物館への最寄り駅として京都市とJR西日本、
また国の補助金なども活用して建設された。

山陰本線は中国地方の日本海側、山陰地方を結ぶ、
京都から幡生までの676.0kmの幹線で全区間がJR西日本の所有である。
京都から園部までは京都鉄道に敷設され、国有化後に綾部まで延伸された。
綾部から福知山までは現在の福知山線の一部として阪鶴鉄道によって敷設、
阪鶴鉄道が国有化後に阪鶴線となった。
福知山から香住までは播但線の一部として敷設された。
一方、宇田郷から阿川までは美祢線の一部として開業、
阿川から幡生までは小串線として開業、
間の香住から宇田郷までは山陰本線として順次開業され、
1933年2月24日に須佐から宇田郷までが延伸開業して全通、
全区間を山陰本線に編入した。

改札口は自動改札になっており、
しかも駅員がいなくて青春18きっぷでは通れない。
仕方がないので自動改札を強行突破する。
警報が鳴っていたがそれは無視した。
ここでインターホンを押して駅員が来るのを待ってはいられない。
駅前の広場には旧京都市電の車両が静態保存されていた。

これは以前にも取材したことのある2000形2001号車だった。
駅の回りを散策して十分に取材する。
駅からゲートを挟んで隣には京都鉄道博物館が見える。

下車したのが08:17なので10:00p.m.の開館までには1時間半はあるが、
それでも入口には既に並んでいる客が多く見えた。
やはりこの施設は人気なのだろう。
十分に取材して京都に戻る。
梅小路京都西の改札口はやはり無人だった。
今回は強行突破はせず、インターホンを押してみる。
すると直ぐに声がして、青春18きっぷで入場したい旨の話しをすると、
インターホンの下に切符を奥スペースがあり、
それを係員が遠隔で確認して、自動改札のスイッチを一瞬だけ切ってくれる。
そのすきに入場するという仕組みのようだ。
こんなに便利なら出る時も強行突破するのではなかった。
ホームで08:42発の京都行きを待つ。
反対側の2番線には287系が通過していった。

これは京都を08:38に発車した「まいづる1号」である。
今年5月の関西京都大阪乗り潰しの旅で京都から西舞鶴まで乗った。
京都から福知山までは「はしだて1号」と連結して運転される。
梅小路京都西で08:42発に乗り込んで京都まで戻る。
京都に到着したのは08:45だった。
この段階ではまだ雨は降っていないものの、空は厚い雲に覆われていた。

コメント
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