rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

バラってそんなに美味しいの?

2011-11-06 22:37:41 | 植物たち
うかうかしていると、観るも無残なバラの葉っぱ。
小さな青虫に食われて、葉脈だけになっていたりする。
殺虫剤をスプレーして退治しようか。
でも、毒虫じゃないから、チョット根気入れて捕殺した。
いろいろな虫が食べに来るバラって、そんなに美味しいの?
人間もバラの花びらをジャムにしたり、実をお茶にして飲んだりする。
そうすると、やっぱり美味しいのかもしれないな。
星の王子様も、自分の星に咲く一輪のバラの花(はっきりとバラといっていないけれども)は、絶えず気を配っていないと、すぐ虫が付いたり病気になってしまうから、大変なんだとこぼしていた。
ほんとうにそうだ、バラの花は、世話が焼ける。
長い年月、人が手間隙かけて改良したバラの花は、馬のサラブレッドのように、華奢な存在。
そして、花の姿美しく、香り麗しく、花も葉も味よろしくなり、人も虫も惹きつけ引き寄せられていく。
バラの花を好んで育てているのだもの、もっと気を配ってあげないといけないな。
それに、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んだばかりじゃない、安易に殺虫剤を使ってはいけないよ。
バラの近くに、カエルやカマキリ、トカゲだって暮らしているのだから。
秋のバラは、いっそう色深く鮮やかに、人の目を楽しませてくれる。
大切に育てていこう。
周りの生き物達もみんな一緒にね。