rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

気が付くと、ブログ開始1年を過ぎていた。

2011-11-13 23:26:51 | 随想たち
昨年の10月29日から、このブログを始めて、一年が瞬く間に過ぎてしまった。
そして、この一年は、世界的にも激動の一年だった。
北アフリカ地域や中東アラブ諸国の民主化運動や政変。
ギリシャ財政破綻だけではない各国の財政悪化とユーロ信用の失墜。
世界各地で起こる豪雨による水害。
日本の巨大地震と津波。
市民レベルでの原子力神話の崩壊。
アメリカ指導型TPPに参加する日本。
まだほかにも何かあったような気がするが、ありすぎて思いつかない。

どうやら、全てが変わる時にきているようだ。
地球も人も、乱世の時代。

さて、来年の今頃、どう世界は変わっているのだろう。
一年という短いスパンでなしに、これからいっそうの弱肉強食時代がやってくる。
強い縛りでつるむか、個人のレベルを上げ特化型にして生き抜く力をつけるか。
もちろん、浮き上がれない者たちはたくさん出る。
先進諸国において、束の間の夢を見た人たち。
いつまでも虐げられ搾取され続けている人たち。
全ては、経済の名の下に、御簾の向こう側にいるごく一部の者と、その僕たち、あとは浮かぶことのできない者たちと、強固なヒエラルキーが築かれる。

アジアンティックな精神論で、全てはなすがまま、風の吹くときは風になびき、雨に濡れ、陽の射すときは顔を上げ、柔軟でしたたかに生きていこうか。
それが諦めなのか、不敵なのかは、機のとらえどころによるだろう。
今のところいえるのは、政治家は、国は、一般市民を守ってはくれないということだ。

心して、荒れ狂う乱世の荒波に向かっていくしかない。
なんともまあ、ぬるいかりそめの平和ボケ世代人にとって、厳しい時代になったものである。