今年は、いつまでも寒さ厳しく、庭の梅はいまだ硬い蕾のまま。
例年通りならば、梅の花の凛とした香気が風に乗って流れ、水仙の鮮やかな黄色が眩しく、スミレの小さな花が可憐に咲き出しているころ。
およそ半月は季節が遅れているように思える。
小さい人は、早くたくさんの花が咲き出さないかなと、待ち遠しげにつぶやく。
でも、いいこともある。
スギ花粉の飛散が遅れていること。
部屋の窓を開けて、さっぱりと空気交換をしながら掃除ができる。
外に洗濯物が干せる。
マスクにゴーグル、帽子にコートの完全武装をしなくても外出できる。
それなのに、今日の午後あたりから、ぼちぼち花粉が飛び出したらしいと、中くらいの人が目をしょぼつかせて報告してきた。
とうとう来たか。
花粉アレルギーになってからは、春の楽しさは半減した。
花の香りを堪能できず、ゴーグル越しに花を愛でるのは、なんとも無粋。
なんとも厄介至極。
それでも、やはり春は心浮き立つ季節だ。
花に溢れる季節、3月だもの、もうそこまで来ているならば、一日も早くやって来ておくれ。
例年通りならば、梅の花の凛とした香気が風に乗って流れ、水仙の鮮やかな黄色が眩しく、スミレの小さな花が可憐に咲き出しているころ。
およそ半月は季節が遅れているように思える。
小さい人は、早くたくさんの花が咲き出さないかなと、待ち遠しげにつぶやく。
でも、いいこともある。
スギ花粉の飛散が遅れていること。
部屋の窓を開けて、さっぱりと空気交換をしながら掃除ができる。
外に洗濯物が干せる。
マスクにゴーグル、帽子にコートの完全武装をしなくても外出できる。
それなのに、今日の午後あたりから、ぼちぼち花粉が飛び出したらしいと、中くらいの人が目をしょぼつかせて報告してきた。
とうとう来たか。
花粉アレルギーになってからは、春の楽しさは半減した。
花の香りを堪能できず、ゴーグル越しに花を愛でるのは、なんとも無粋。
なんとも厄介至極。
それでも、やはり春は心浮き立つ季節だ。
花に溢れる季節、3月だもの、もうそこまで来ているならば、一日も早くやって来ておくれ。