rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

カエルくん、気が早すぎやしませんか?

2013-03-03 22:16:21 | 生き物たち
先日の3月1日、強い南風の吹き荒れる春一番があった。
車のフロントガラスには、スギ花粉の斑点がびっしりと付いてた。
冬日の続いた日から、いっきに15度を上回る気温の上昇に喜んだ杉の花芽が、花粉を大量に放出したせいだ。
おかげで今は、ゴーグルとマスクの装備も空しく、くしゃみと目や耳から鼻と口腔内にかけてのかゆみで、体調不良に加えて気分は憂鬱と、まったくもって不快である。

その夜、台所で白湯を飲んでいると、どこからか「ケッケッケ」と音がする。
まさか、カエルなのかといぶかりながら、音のするほうへ辿っていく。
北側の窓の外から聞こえ、窓を開けてみてもその姿は見当たらない。
外側の壁のどこかによじ登ってきているのだとしたら、ここからでは確認できない。
しかし、どう聞いてもカエルの鳴き声。
今年の啓蟄は、いつなのだろうと次の日に調べたら、3月5日とあった。
春一番がもたらした突然の生暖かさが、寝ていたカエルを驚かしたのだろう。
でも、次の日からまた気温は下がり、カエル君には寒すぎるようだ。
慌てて飛び出してきて、また引っ込まなくてはならないとは、不運なカエルだ。
あと2~3日したら、気温がぐっと上がるそうだから、友達と連れ立って出てきて欲しい。
なんといってもカエル君たちは、我が家の善き同居人なのだから。