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タカサゴユリの季節になって、百日紅も負けじと粘って咲いている。
今日は高温多湿。
中くらいの人が縁側に座って本を読んでいたとき、「ばっさばさ」と大きく何かが羽ばたく音が近づいてきた。
視界に入ったそれは鳥ではなく大きな蛾のようなもので、蛾が大の苦手な彼は大いに焦ったけれど、黒っぽい中に鮮やかな紫とまだら模様でオオムラサキとわかったらしい。
呼ばれてカメラを手に取り駆けつけたが、オオムラサキは茂みのほうへ消えてしまった。
ともかく、今年もやってきたオオムラサキに一安心。
しかし、我が家はユリ屋敷、毎年その勢力を拡大し、花の数も増やすのだ。
さて、来年、オオムラサキはやってくるかしら。