rock_et_nothing

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3年経っての震災の爪あと

2014-08-23 22:51:30 | 雑記または覚書
所用があって、先の東日本大震災で液状化の被害に見舞われた地区に行った。
3年たった今でも、道路はゆがみ陥没し、その復旧工事が今なお続けられている。
テレビなどでもたびたび取り上げられていたのでお分かりになる方も多いだろう、たしかにこの地域の被害はひどいものだった。
しかし、低地でしかも平らな土地柄、復旧工事に支障があるとは思えない。
液状化で下がった地盤を底上げしたり、水道管など埋設してあるインフラの補修など厄介なのはわかる。
震災被害はここだけではなくて、工事の予算に限りがあり、工事作業員の確保もままならないにしても、いささか遅行とは思わないか。
資材調達が容易なこの地でさえこの有様なのだから、東北の被災地では言わずもがな、彼の地で暮らしている方々の不自由さはいかばかりかと察する。
近年、日本における自然災害の苛烈さは増す一方で、この夏の豪雨により多くの被害地ができてしまった。
そこここと日常を取り戻すために、多くの人が必死だ。
これらの災害を教訓として、復旧する過程の中で、また都市計画において、免災や減災を念頭に置き、同じことを繰り返さない街づくりをお願いしたい。
まだ、3年前は続いているのだ。