rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

道路では存在の主張を!

2014-12-05 23:19:16 | つぶやき&ぼやき
今朝は、まったくもって肝を冷やした。
自転車に乗って登校する小さい人に、「もしかすると路面が凍結しているかもしれない」と注意を促した。
台所で食器を洗っていると、ふと外が白っぽいような気がして窓を開けてみた。
外は、朝日で急激に温度が上がり始めたおかげで朝靄が辺りを覆いつくしている。
そして自動車が勢いよく通るのを見て、ライトの点灯を促せなかったことに後悔していたときに、電話のベルが鳴り出した。
ややあって、義母が階下で叫んでいる。
「自転車で転び、怪我をしているらしい。」
「ああ、しまった」と不安が現実になったことに苛まれながら、家人と現場に駆けつける。
自動車が2台道に止まって、小さい人は路肩で座って泣いている。
自動車に衝突痕はなく、自転車も歪んでいない。
聞くところによると、カーブミラーはくもっていてカーブの内側をブレーキで減速しながら下る小さい人の自転車の姿は映らなく、減速しながらカーブに進入してきた対向車は寸前まで自転車に気がつかなかったらしい。
驚いた小さい人は急ブレーキをかけて止まるが、バランスを崩して倒れたときに足首をひねったということだ。
小さい人は、捻挫と腰を少し打った程度の怪我で済み大きな事故とはならなかったのだが、もし双方にライトを点灯していたなら、自動車が警笛を軽く鳴らしていたら、小さい人が自動車の音をよく聞いていたなら、あるいは怪我すらしなかったかもしれない。
自分も先日雨模様の朝に、自動車で十字路を横断しようとして一時停止し、左右確認してゆっくりと発進した目の前をメタリックベージュの自動車が横切っていった。
あと1秒発進が早かったならば危うく事故になっていたところだった。
この日は、サイドランプを点灯して走っていたのだが、雨もほぼ収まり明るくなってきたのランプを消したばかりの出来事。
加えて、前を通っていった自動車も無灯火のところに回りに溶け込む車体の色とあって、こちらも見落としやすかった。
道路にあっては、特に薄暗い日や雨に靄と霧のときは特に、より自己の存在をアピールしなければならないと、いっそう肝に銘じる事柄だった。
十分注意しているつもりでも、お互い相手あっての交通事故。
どんなに肝に銘じたところで、それでもうっかり忘れてしまうのが人の性。
それを思い出させるお仕置きが、この程度のドッキリや怪我で済めばいい薬というものである。