rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

早々に氷鏡

2014-12-15 22:39:56 | 趣味たち
昨日、井戸端にあったバケツに、透明で丸い板状の氷ができていた。
おととしの冬だっただろうか、小さい人がそのような氷にビオラなどを飾ってちょっとしたオブジェを作ったことがあった。
畑から採ってきたばかりの野菜たちを持って出かけるところだったから、その美しい氷で遊ぶことは叶わず、やっぱりそれでも惜しいのでアリッサムの鉢植えに立てかけて氷鏡として一瞬の美を庭に添えたのだ。
写真を撮ろうとも思ったけれど、ねこが死んでからというものカメラの出番はめっきりと少なくなって、今回もお呼びがかからない。
きりっと冷たい空気の中で、氷鏡は太陽の光をきらきらと反射している。
にんじんや大根の泥をせっせと洗い落としていたならば、背後でカシャッという音がした。
氷鏡が陽に解けて崩れ落ちた音だった。
ありがとう、束の間でも美に触れられた。
今週、強烈寒波が押し寄せるらしいから、また氷鏡ができるだろう。
そうでなくてもまだ冬は始まったばかり、冬ならではの楽しみを満喫しようではないか。

続2014年12月14日ふたご座流星群

2014-12-15 00:03:11 | 空・雲・星・太陽たち
結局、昨夜は冷たい風の吹く満点の星空の下へ、防寒装備万全に繰り出していった。
10時30分あたりから30分間観察して、大小合わせて20個は見られたか。
そして今日、またもや昨夜より冷え込みのきつい中、家族で入れ替わり立ち代り流れ星に歓声を上げたのだ。
さまざまな流星群の中でも、やはりふたご座流星群は安定して派手である。
15分も空を見上げていれば、2~3個は確実に見られるし、しかもかなりきらびやかな光を放つ。
寒さはきついけれど、やはり冬の星空は美しい。
澄んだ空気、濃紺の空に繊細なシルエットを差し出す枯れ木、瞬く星の光。
これだから流星群観察はやめられない。