rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

世界最古の熱帯雨林のあるオーストラリアのケアンズ

2014-08-09 23:32:19 | 街たち
「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」オーストラリアの北東部沿岸部にある常夏のケアンズ。
2000km以上に及ぶ世界遺産のグレートバリアリーフはここから始まり、パームコープは白い砂浜の美しいビーチで多くの観光客が訪れる。
ケアンズ・トロピカル・ズーには、コアラ、絶滅危惧種の鳥カソワリ、ウォンバットなど120種類以上の動物がいる。
モスマン渓谷では、おおくの木々に囲まれ滝のある川で泳ぐことができる。
クイーンズランド州の熱帯雨林は、90万haの森は世界最古で一億年以上前の姿を留める。
ここでは、カナピングライダーでカゴシダ(バスケットファーム)という鳥の種が木に付着しそこからさらに上へと育つ植物の上空を飛んで森を俯瞰したり、オープンなゴンドラで全長7.5kmを1時間かけてゆっくり空中散歩を楽しめる。
また、アメリカの軍用車の4WDサファリツアーは、川を渡り丘を越えるスリル満点なもの。
ケーブルスキー・ケアンズは、ワイヤーをつかんで時速40kmの速さで池を疾走し、なれるとアクロバティックな技も楽しめるらしい。
ホット・エアー・ケアンズは、夜明け前からの熱気球で空中散歩。
朝日の照らす世界最古の森は、神秘的だ。

海に面したケアンズは、シーフードが有名だが、最近はケアンズ産の牛肉がおいしいと評判。
”オーカー・レストラン”のテンダーロインステーキは、赤ワインソースで食べると、肉のジューシーなうまみが引き立つ。
”オン・ザ・インレット”は、海沿いにあるおしゃれなシーフードレストラン。
ハタの仲間のスジアラを油で揚げて、タイ風ピリ辛ソースで食べるのがいい。
このレストランの船着場に体調3m重さ320kgの巨大な魚ジョージが毎日夕方5時になると現れて、餌を食べる豪快な姿が見られる。

ケアンズのナイトマーケットはオーストラリアの名産品の店が70店舗ある。
”オージー・ナチュラル・ボディーケア”は、ユーカリの仲間のティーツリーのオイルを扱っていて、殺菌効果があるのでニキビや水に数滴垂らしてうがいをすると歯周病ケアもできる優れもの。
レモンマートルのボディーバターを塗ると保湿効果に虫除けもできるというから、夏にぴったりだ。

とにかく陸に海に豊かな自然があふれるケアンズは、地球の宝物。
10年、50年、100年後、まだ太古の森はあるだろうか、美しいサンゴ礁はそのままだろうか。
この自然を失わないよう、人は謙虚にならなくてはならないようだ。


青空に白い月が

2014-08-07 22:41:21 | 空・雲・星・太陽たち


夕食の支度をしていると、小さい人が呼びに来た。
「青空に白い月がきれいだよ」
手を止めてベランダに見に行く。
夕日にはまだ幾分早い、青く晴れた空に白く輝く月が浮かんでいる。
その上には薄雲が天の川のようにかかり、または御簾のようでもあり、なんとも美しいコントラストだ。
小さい人も空に関心を持てていることも喜ばしく、なおのことこの空と月が美しく好ましく思えた。
見上げればそこに広がる空、神が創ったと思いたくなる奇跡的なこの世界を美しいと見られる心の豊かさをいつまでも持ち続けて欲しいと願う。


これも青春のひとコマ、ソウルⅡソウル

2014-08-06 22:55:15 | 音楽たちーいろいろ



Soul II Soul - Keep On Moving

ソウルⅡソウルを知ったのは、NHK FMでやっていたサウンドストリートの坂本龍一がDJを務めている番組でだった。
80年代のニューロマにどっぷり浸っていた自分には、ビートの効いたクールな音楽のソウルⅡソウルが斬新に聴こえた。
そして、旅先のパリにあるヴァージンメガストアでカセットテープを買い求め今も大切に持ってはいるけれど、再生する機械はもうない。
それも構わない、この音楽は長く残っていくと思うから。


もう写真は撮らないで欲しいの

2014-08-05 22:41:20 | ねこ
お母さん、暑いね。
今日もお日様が眩しくて、暑い風が土ぼこりを連れて吹き付けてくるんだよ。
だからアタシ、お日様が追ってこない風の通り抜けるあの倉庫脇の椿のトンネルで寝ていたんだ。
お日様も木の向こうにいっちゃったし、お母さんが階段を下りてくる音が聞こえたから、アタシご飯を食べたくて来てみたの。
お母さん、ご飯ちょうだい。
えっ、そうなの、わかった待っているよ。
あっ、お母さん来た来た、手にご飯持っている。
でもアタシ、いっぱいは食べられないな・・・
そうそう、お母さんわかっているんだ、半分だけくれた。
アタシ、歯が弱くなったから、ちゅるんとしてやわらかいものじゃないと食べられないの。
魚のゼリーよせ、おいしい。
お母さん、おいしかったよ、ごちそうさま。
お花に水をあげているのね、ちょっとだけお母さんの近くにいようかな。
時々お母さんが話しかけてくれるし、頭をなでてくれる。
もしかして、アタシの写真を撮りたいの?
それはいやだな、だってアタシの毛並みは今とっても悪くって、やせちゃったから。
こうしてお母さんからご飯をもらって、話しかけてくれたらそれでいいの。
うん、どうやらわかってくれたみたいね。
アタシはねこだから、きれいな毛並みのときじゃなきゃ、写真なんて我慢ならないって知っているみたい。
よかった。
もし、涼しくなってご飯をいっぱい食べられて、毛並みも元通りになったなら、そのときはどうぞ好きなだけ写真を撮ってもいいことよ。

銀色の風が渡る、翻るサツマイモの葉

2014-08-05 00:33:31 | 空・雲・星・太陽たち
台風12号の影響により、特に四国の高知では3日間で1000mm以上の降水量に見舞われ、次に遅れてくる台風11号も大雨と暴風をもたらそうとしている。
かたや関東は連日の猛暑で多くの熱中症患者を出している。
激烈な天候災害は、日本だけを攻撃しているわけではないけれど、もうたくさんだと苦情を言いたい。
それは人間ばかりではないようだ。
このあたりは1週間以上も雨はなく、強烈な日差しと風で大地はからからに乾ききっている。
もう夜露も降りなくなって、今日などは庭にいても蚊に刺されることはなかったほどに。
畑を見れば、サツマイモの葉が熱風に翻って銀色の葉の裏を波立たせていた。
あまりに暑く乾燥すると、水分の蒸発を防ぐために葉が裏返るのだと義母が言っていた。
また、飛ぶ虫たちの姿も心なしか少なくなっているように思える。
人も虫も植物もみんなまいっているようだ。