とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

ミュージカル『エリザベート』

2008年12月11日 | Weblog
本日、帝劇ミュージカル『エリザベート』を観て参りました。

タイトルロールは『エリザベート』であり、まさにエリザベートの物語なのですが、どうも私は・・・エリザベートの夫でありオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世と エリザベートの息子のルドルフ皇太子の苦しみや悲しみの方に思いがいってしまいます。
特に子役のルドルフ皇太子にはついつい泣けてしまいます。
本日のエリザベート役は元宝塚歌劇団雪組トップスターの朝海ひかるさん、トート役は山口祐一郎さんでした。
山口祐一郎さんのオーラと歌の素晴らしさ、そこはかと流れ出てくる死神らしい冷たく静かな怖さを堪能させて頂きました。

たまりたまったストレスを解消して、また明日から元気に働かなくては!!といった思いです。

それにしましても、舞台というものは、演じる方々の姿勢がよく伝わるような気がします。
丁寧に真面目に真摯に取り組む姿勢とやる気・覚悟というものがよく伝わります。
そのようなものがないと、残っていけないし次に良い仕事はまわってきませんね。
大変シビアな世界だと思います。
だからこそ、沢山の観客を感動させる事が出来るのだと思います。
”覚悟”と”やる気”と”丁寧に真面目に真摯に取り組む姿勢”が大切ですね。
これはどんな人にでもどのような職業にもいえる事だと思います。

帝劇版『エリザベート』のDVDは出ていませんので、本場ウィーン版『エリザベート』のDVDを購入して帰宅致しました。
ウィーン版『エリザベート』のトートは、まさに歌うロック歌手=ロックンロール人間・・・黄泉の帝王の死神というよりも、歌うストーカー人間のように見えてしまい、私は山口祐一郎さんのトートがトートらしくて好きです。
(こればかりは、演出の違いですからウィーン版の役者さんに全く責任はありません。)

脚本・作詞のミヒャエル・クンツェ、作曲のシルヴェスター・リーヴァイが共同で製作したウィーン発のミュージカル『エリザベート』・・・日本では宝塚歌劇団で上演され好評をはくしました。
日本版『エリザベート』を創り上げた演出家・小池修一郎先生の演出能力の素晴らしさを実感しています。
その後は、東宝ミュージカルとして帝国劇場でも公演されています。
かなり面白いミュージカルですので、機会がございましたら、皆様も是非ご覧になられて下さいませ。

添付写真は、朝海ひかるさんではなく、ウィーン版エリザベート役のマヤ・ハクフォートさんです。
ーby事務長ー
コメント
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